機械式時計の魅力とは(その8)

自分はなぜ、機械式時計が好きなのか?と言う問いを筆者はたびたび自問自答してきた。

正確さと言う面においてはクウォーツに劣るし、目的と言う面ではスマホがあれば十二分に事足りる。
機能と言う面では、最近のスマートウォッチにはとてもかなわないだろう。

装飾品の1種と考えれば比較的理解しやすそうでもあるのだが、こと自分の関心と言う面においては、自分がそれだけで機械式時計に関心を持っているとも思えない。

そんな筆者ではあったが、最近ようやくふさわしい解答を得るに至ったように思われる。
まぁ10年ぐらいかかったんですけどね。。。

曰く、
今日の機械式時計においては、内在する魅力を具現化することだけがプロダクトに求められるから。
つまり、
魅力の塊であることを宿命づけられているから、だ。

魅力、という一見抽象的な概念にカタチを与える事。
それがこの機械式時計産業の目的ではないか、と。

そんなことを考えていたら、「そもそも魅力とは何か?」という次の疑問がわいてきたので色々調べていると以下の書物に行き当たった。


おっと。。
まさかの絶版書。
優れた示唆はいつの時代も、数が限られているようデス。。
posted by 綺羅 | Comment(0) | WHY? 機械式!

温故知新、的な【パルミジャーニ・フルーリエ】The Toric Capitole

一瞬、これは一体どんな発想なのか?と考えた。
2019年SIHHで発表された、パルミジャーニ・フルーリエのユニークピース。

The Toric Capitole.jpg


あーなるほど。。クラシックなウルヴェルク。
ミニッツリピーターとの組み合わせ。

こういうギミックに惹かれてしまうのは、時間を表示するという目的に対して、 いささか変わったアプローチを試みる姿勢に興味を惹かれるから。

機械式時計の醍醐味とも言える超絶複雑機構。

雪中の宝玉【MINASE】ミナセ

クロノス2019年1月号をぱらぱらとめくっていると、巻末の連載漫画「腕時計パラノイア列伝」に目が止まった。
「ザラツ研磨?」

ふうん、独立系のメーカーのブランド、MINASE。
金属の切削技術に定評のある協和精工っていう会社がやってる自社ブランドらしい。

なんと、時計作りの構造に特許まで持ってるんだね。

「今後、ウケるものの一つは日本の超絶技術」だと思ってる人に注目を浴びる必然性アリ。

どこで売ってるんだろ。。と思って調べたら目利きで名高い藤巻百貨店にありました。
minase.jpg
藤巻百貨店へはコチラから

ホントにすごいものってなかなか見つかりにくかったりしますね。

裾野広がる通販世界【RICHARD MILLE】


おおよそ通販では売られないだろうと思われていた機種もどんどん登場する時代。
リシャール・ミルが普通に通販ラインナップに並ぶとは思わなかった。。



ナダルの新品まであるっていう。。
まあ、欲しがる人にとっては「あるなら真っ先に」っていう心情でしょうから、そういう意味では所在を告知するっていう機能は果たせてるんでしょうね。こういう商品置いてるお店って、世にも珍しいものがおいてる可能性も高いですし。

チュードルからチューダーへ【TUDOR】

長く個人輸入のみでしか入手できなかったチュードルが、このたびいくつかのモデル限定で日本展開することとなった模様。

それに伴い、今までのチュードルと言う呼び名を捨てて日本市場ではチューダーと言うブランドネームになるとの事。

すでにいくつかのショップではチューダーと言う呼び名になってるんだけどね。

あまりにも高騰が続くロレックスのことを思えば現実的な選択肢としてチューダーはなかなかいいポジションにいるといってもいい。

そんなチューダーの中から、特にお買い得感があるヘリテージ ブラックベイ クロノグラフ。




ブライトリングとの共同開発による自社製ムーブメント搭載のクロノグラフ。

中身の充実感を何よりも重視される方には、非常に魅力的に映る内容です。

レビュートーメン、生存確認

ふと真夜中に頭の中に浮かんだ文字、レビュートーメン。
1853年に生まれたかなり古くかつ、日本ではかなりマニアックな部類に入るマニュファクチュール。

まさに知る人ぞ知ると言う立ち位置であったため、こだわりのあるメーカーとして評価されることも少なくはなかった。

どうなったんだろう。。。レビュートーメン。
確か、10数年前は今よりももっとメディアに登場することが多かった記憶があるが最近ではあまり名前を聞かなくなっていた。

ざっくりと今はこんな感じ。


たまたま取得したデータでは、ETAの自動巻が多かったがここの本名はやはり手巻きのGTムーブメント。
よーく探せばまだ市場には少しあるようです。

超絶頑固者スタイルを極めんとする方には、よくお似合いのメゾンかと思われます。






創造的破壊、だそうです【Gorilla】ゴリラウォッチ

企業が長い間かけて作ってきたブランドというものの価値が揺れ動いているのが、現代の特長。
もはやブランド構築は、企業の中期的なゴールにもならないようです。

そんな時代に、「ではブランドによる世界の色分けがなくなった後の世界はいかなるものか?」という問いに答えを出していそうなのがゴリラウォッチ。

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フォージドカーボン×セラミック×チタンの機械式時計が10万円台で手に入る世界。
オーデマ・ピゲ出身のデザイナー二人が世に出した、次世代の道しるべ的なシロモノ。

ブランド、に関係の深い機械式時計からこんなのが出てくるとは。。
posted by 綺羅 | Comment(0) | 新興メーカー

スピードマスター プロフェッショナル 東京 2020 リミテッド エディションズ

1932年よりオリンピック公式タイムキーパーであるオメガが今月発売した東京オリンピック限定モデル。
omega_olympicmodel.jpg
各2020本限定で発売とのことです。全部そろえると405万円のセットも用意されてます。

スピマスの限定って何が人気になるか、本当にわからないです。
ちょっと前の日本限定オートマティックとかも異様に加熱してましたし。。

はじめ不人気だったけど、後からレアとして珍重されている例もあったりします。
その代表例がコチラ↓


まさかのアラスカプロジェクト!

本当に読めないジャンルではあります。

ロレックスを斜めに見たいなら。。

高騰が続くロレックス、機械式時計の中心に君臨する存在であることは衆目の一致するところ。
しかし、そうであればあるほど「ロレックスを選択したくない!」という層も必ずあらわれてくるのだ。

今、なら何を選択するのが順当だろうか?
ロレックスに押し負けず、かつ見栄を張りたいという欲望を満たしつつ、さらに充実した商品としての内容や完成度をもつ時計は?

日本で、という縛りがある前提なら↓これじゃないっすかね?



ブルガリのオクト ソロテンポ。
ひと昔前の汎用ムーブメント搭載機種ではない、れっきとした自社ムーブ搭載シリーズのブルガリ。
別格のパテックとかを別にすれば、まだまだ伸びしろの大きいブルガリ、デス。。

「公式」カスタマイザーという職業【BWD】

そもそもPVDなんかで高級時計をカスタマイズする工房ってのはいくつかあったけど。
あまりにも洗練されているが故についに「公式」にまでなってしまった例はジョージ・バンフォード以外にはない。

バンフォード・ウォッチ・デパートメント(=BWD)は現在ゼニス、タグホイヤー、ブルガリの公式カスタマイザー。
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このまんまニューモデルといわれても信じてしまいそうですね。



posted by 綺羅 | Comment(0) | 「不死鳥」TAG HEUER