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当ブログでは、少数の例外を除いて機械式腕時計のみを扱います。 なお、SEIKOスプリングドライブは特殊な例 として機械式時計の範疇に組み入れられていることをご了承ください。

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赤壁とナポレオン【DEWITT】ドゥ・ヴィットのアジア戦略

超弩級21日巻き、5バレルのトゥールビヨンWX-1で2008年バーゼルを湧かせたドゥ・ヴィット。。
そう、あのまるで置物のような、スタンドまでついてる腕時計デス。

日本では大沢商会グループが輸入しているようですが、この夏世界第一号の専門ショップがオープンした模様。
場所は当サイトにたびたび登場する、マレーシアはクアラルンプールのスターヒル・ギャラリーでありマス。。



この↑オープニングセレモニーに出てくる「赤壁」の文字は?
2008年11月1日に日本公開のレッド・クリフ(赤壁の英訳)とドゥ・ヴィットのタイアップの様子。
当日はこの映画の監督、ジョン・ウーさんも来てます。

ん?
赤壁の戦いって覇道を極めんとする曹操孟徳とそれを阻まんとする諸葛孔明(金城武)の物語ですよね。。
動画の最後に出てくる創設者ジェローム・ドゥ・ヴィットさんが、ヨーロッパ史における覇道の権化ともいえるナポレオン・ボナパルトの末裔であることはよく知られた話。

どっちかっちゅーと曹操よりだと思うんだけどなあ。
posted by 綺羅 | Comment(0) | 新興メーカー

酩酊の機械【LVMH】ルイ・ヴィトン モエ ヘネシー グループ

世界最大の売上高を誇るファッショングループ、LVMH。。

既にウブロを傘下に収め、ウォッチ&ジュエリー部門の売り上げを拡大せんと動き出しておりマス。。

これは、最近のコーポレート・ムービー。ちゃんとウブロのロゴも入ってきてます。



グランドカレラがヘネシーに化けていくところがLVMHらしい。

勿論、ヴィトンの人気を最大の柱とするグループではありますが、ファッションの世界にアルコールをミックスしたところが、安定成長の源であるような気がしてならないのですが。。
まして市場シェアが圧倒的なだけに。

LVMHのオフィシャルサイト←もうすぐ3兆円に届く売り上げ推移アリ。

売り上げ推移や組織図を眺めていると、
○時計産業は重要ではあるけれども、グループの事業の「一つ」
であることがわかります。

機械式時計の関わる歩みは、グループの規模から考えるとゆっくりしている様にも見えるのですが、最も堅調な伸びを示す方法を模索しつつ進んでいる可能性もありマス。。

「LVMH」の検索結果
タグ:LVMH

経営権はリシュモンへ【ROGER DUBUIS】ロジェ・デュブイ キングスクエア

ムーブメント開発力、特にそのスピードで他を圧倒する方針のロジェ・デュブイ。。

外装にも非凡な才を見せたと噂の高い新作がキングスクエア。


ファセットガラスの多面的組み合わせによる、らしいですが今イチわかんないですね。実物でないと。

さて2007年度にムーブメント開発部門にリシュモングループの資本が入ったロジェ・デュブイですが、今度は60%の株式をリシュモンが取得したそうです。

これで完全にリシュモン傘下のメーカーとなったわけですな。

バロン・ブルーのトゥールビヨンをみてもわかる様に、どうしてもロジェのジュネーブシール取得のノウハウが欲しかったようで。
ここで確固たるアイコンを求めるのが、宝石商の王の血を引くカルティエらしい。性よのう。。

気のせいかビバーさんとLVMHの時の様な、発展的エネルギーを今イチ感じないのはなぜ?

カルロス・ディアズさんの運命はどっちだ?

「ロジェ・デュブイ」の検索結果
posted by 綺羅 | Comment(0) | 新興メーカー

アマゾンで買えるポレオットムーブメント【JUNKERS】ユンカース

低価格クロノグラフムーブメントとして知られるロシアのポレオット。
搭載している時計メーカーで思い浮かぶのはやはりユンカースなのですが、アマゾンで取り扱いが始まっておりマス。。

ユンカース一覧

クウォーツも混じっていますが「手巻き クロノグラフ」の記載があるのがポレオット搭載機種。
他にも自動巻き機もありますが個人的な好みはやっぱ↓コレ。



ちゃんとサファイアクリスタル風防で、Cal.3133搭載のシースルーバック。

なかなか入荷本数も少なく、ネットで見つけても売り切れの多いポレオット搭載機。
えらくおタッキーなところにアマゾンも目をつけたもんだと思いますが、一時期なんとロジェ・デュブイを売ってた事もアリ。

この取り扱いが期間限定であるかどうかは現在のところ不明、デス。。

ブレない軸【ROLEX】15年前のCM

ロレックスの成功要因の一つ、広告戦略。
長きに渡る繁栄を脇で支え続けてきたもう一つの背骨の様な企業活動、でアリマス。。

その役割は、
「ロレックスの製品のイメージを大衆に強烈に植え付ける事」にあり、ココに特化したがゆえに、これほどロレックスは知られたメーカーとなったのだ、といっても良いでしょう。

現在では、
○勝利
○パフォーマンス
といった、イメージを思い起こさせる海外CMが多いのですが、このスペイン語の1993年のCMは、
○男性的
○正確さ(PRECISION)
がテーマだったんでしょうか。



馬の蹄の規則的なリズムが耳に残ってしまった方は、もう既にロレックスの戦術網の中にあるのかも。。

「ROLEX」
タグ:ロレックス
posted by 綺羅 | Comment(0) | 【ROLEX】総合

水面下の実力【BVLGARI】

ブルガリの時計作り、というとどうしても傘下にあるダニエル・ロートとジェラルド・ジェンタに目がいってしまいますが。。

話題のカリブロ303※をはじめとするニューディアゴノや新たな高級機が加わっているブルガリ・ブルガリシリーズは、いわばブルガリ本体の自力の蓄積のなせる業。

その片鱗を窺わせるのがこの↓動画。



ディアゴノのリスタイリングが発表される前の動画なのですが、いかに着々と体制を整えていったのか、がわかります。

コンプリケーションの製造能力や衝撃耐久テストも粛々と。
加えてケース製造も高級ラインではスタートしている、という。。

また一つのキーワードになりそうな多層ダイアルはローマのデザインスタジオで創造されたらしいという事も。
特有の文化的背景っちゅうやつでしょうか。

その活動は恐ろしく地味。
そこからあの他を寄せ付けない独自性が生み出されている様デス。。
タグ:ブルガリ

名工の布陣【GOLDPFEIL GENEVE】ゴールドファイル・ジュネーブ

ゴールドファイル、といってもやっぱり思い浮かぶのは革カバンであって、機械式時計にはあまり関係なさそうですが。。→ゴールドファイルのバッグ
(現在では、ユングハンスの輸入元がココの日本法人)

最近あまり活動してない模様ですが、ゴールドファイルには独立時計師協会メンバーとのコラボ企画によるウォッチメーカー、ゴールドファイル・ジュネーブがあります。

こちらが本社サイト
何がスゴいってこのメンバーが。。
○スヴェン・アンデルセン
○ヴィアネイ・ハルター
○アントワーヌ・プレジウソ
○ウルヴェルクのバームガルトナー兄弟
○ブルーのベルナルド・レデラー
○現ブランパンのヴィンセント・カラブレーゼ
○この人は知らないんですがフランク・ジュチ

と、ハリーウィンストンのオーパスシリーズとも見劣りしない陣容。

もともとゴールドファイル自体が「どんな高度なテクノロジーも職人の感性には劣る」という事を会社の哲学として持ってきたところ故にこれほどの陣容となったのでしょう。

哲理そのものを会社の経営に置き換えてしまうところがドイツ人らしい。。

個人的には再飛躍を望みマス。。

アワービジョンのプロモーション【OMEGA】オメガ デ・ヴィル アワービジョン

登場から一年半以上が経過して、専門家間ではますます評価の高まるオメガの自社開発ムーブメントCal.8500/8501。

アニューアルカレンダー追加や更なる改良も日夜進んでいますが、量産によるコストダウンや市場への浸透も重要なテーマ、と言えマス。。

初の搭載機種であるアワービジョンのコマーシャルって世界のどこかでながれてんだろうなあ、と思っていたらありましたよ。



そうそう、こんな感じよ。欲しかったイメージは!
オメガの非スポーツラインにある優雅さと、どことなく神秘的でその反面高性能っぽくしかも実用的、という複合の具現化。

高次元でそれを統合できてるってとこがこのモデルの真骨頂のハズ。
「アワービジョン」

日本でもやらないかなあ。このコマーシャル。
あ、やっててもテレビ見ないか。。

それが記念碑的モデルであったか否かは時間が経過しなければなかなかわからないもの。
今のところ、及第点を大幅に上回っているとみて良さそうデス。
posted by 綺羅 | Comment(0) | 【OMEGA】総合

アイコンとしてのモナコクロノ【TAG HEUER】タグホイヤー 青モナコ

より強く機械式時計への比重を強めるファッション雑誌、MEN'S CLUB。。

前回書いたIWC特集以降もゼニスの特集を組んだりしており、なかなか時計雑誌にはないページ作りが面白かったりします。

で、今回はタグホイヤーの模様。


なかでもクローズアップしているのはモナコクロノグラフの青、つまりもっともスティーブマックイーンを想起させるモデル。

これ↓は白いモナコクロノが中盤に出てくる動画プロモ。


青モナコは売り切れ店続出!と書いてますが確かになかなか現物がナイ。。

ここにあるモナコクロノグラフ

あえてカレラにいかずに、モナコというチョイスは好感持てマス。

○行き過ぎないマニア感
○スポーティー
○アイコンと歴史的ストーリーの存在

タグホイヤーといえばブライトリング以上にクロノグラフしか思い浮かばないのですが、以上の要因を持ち合わせているのはやっぱモナコのクロノですから。
posted by 綺羅 | Comment(0) | 「不死鳥」TAG HEUER

主砲搭載プラスアルファ【OMEGA】オメガ シーマスター アクアテラ Cal.8500/8501

アクアテラが人気モデルだったりするのは、「そもそも顧客は腕時計に『汎用性』を求める事がが多い。」という事実を暗に示している様に見えてならないのですが。。

目的に特化した時計<いろんな場面で使える時計

話題作が必ずしも売れるとは限らない現状では、メーカーが立てる企画やデザインワークそのものが「果たしてどれほど顧客を説得できているのか?」を再度熟考し直す時期に来ているのかもしれません。

aquaterra.jpg
そういう意味でアクアテラに新基軸キャリバー8500/8501を載せるという発想はスルドイ。
アワーヴィジョン特有のシースルーサイドではない、もっと地味な使い方。
縦縞ラインのびっしり入ったニュー文字盤にツインバレルで60時間のロングパワーリザーブ。

よくよく調べるとレギュラーラインは41.5ミリ径だがこれとは別に38.5ミリ径も用意されているらしい。わかっていらっしゃる。。

2008年秋口登場のニューアクアテラ。
戦略的には実に複合的な意味を持つモデルといえます。

「ムーブメントで時計を買う少数の見込み客にとってCal.8500はロレックスのCal.3135よりも魅力をアピールできるのか?」

市場の動きが注目されマス。。

「アクアテラ」の検索結果
posted by 綺羅 | Comment(0) | シーマスター