来年初頭に開催される2013年SIHHで発表されるのがリシュモングループの盟主カルティエのカリブル・ドゥ・カルティエ クロノグラフ。
お察しのとおり、インハウスなクロノグラフムーブメント(1904-CH MCキャリバー)を積んでます。
あえての2カウンターと堂々としたローマンインデックス。
決して手が届かないもどかしさっぽい憧れをかきたてながらも、気が付けば至近距離まで降りてきて小悪魔的に振舞う様は、最近のカルティエのこのクラスにはなかった、といって良いのでは?
垂直クラッチ、コラムホイールの高級ムーブメント使用。ツインバレルを採用していながらもパワーリザーブが48時間、と控えめなのは独自の設計思想故の判断なのか?
絶えず高貴であらねばならず、かつ近しい存在であらねばならず、かつカルティエらしくあらねばならない。
この道の先にある運命はいかなるものか?
緊迫感あふれる質問に対するカルティエのほんわかした応え、でありマス。。