印象力、アリ【MOVADO】モバード マスターコレクション

現在日本で手に入るモバードは、アンティークを除いてはほぼ「ミュージアム」のみといえますが。
実はモダンなクロノグラフなんかも現行であったりするのですが、いかんせん歴代あまりにもマニアックすぎて、市場的に成功を収められなかったところがあるわけで。。

そんな中、12時位置にドットのみというシンプルなミュージアムのみが生き残ったのは、時間の神秘に思いを巡らせるとき、誰しもその起点であり分岐点である12時もしくは0時に否応無く注視してしまう、という時代を超越した思考の潜在的な動きを表現したが故、といえるかと。

Movado Master.jpgこれはその「存在と時間」の表現ラインを引き継ぐモバードの新作、マスターのメンズ。
トノー型ケースにギザギザのべゼル。センターオフのバーインデックスとローターにMのイニシャル、と「ミュージアムという歴史的快挙なデザインを生み出したモバード」という立ち位置を明確に主張。

勿論、12時位置には百毫ドットが鎮座してる。。
じっと見入ると少なからず瞑想作用があるので、運転中とかはご注意を。

市場への攻撃対象を、ヒトの持つ思考の潜在領域に絞りつつあるモバード。
マニアック性は到底治んなさそうですね♪
超能力を信じて疑わない人には、唯一の選択肢でもありますので今後も静かに世界で生き残るサダメかと。

サイキックメーカー モバードの現在
タグ:モバード

自分は軍属でありますから【Glashutte Original】セネタ ナビゲーター パーペチュアル・カレンダー

グラスヒュッテ・オリジナルの特徴は、1にも2にもグラスヒュッテ時計の伝統的な時計作りの技法を踏襲している事に他ならんのですが。。
「エッジの効いた企画」というのもココの武器ではあると思いマス。

glashuettePP.jpgこれは次期バーゼルで正式発表されるセネタ ナビゲーター パーペチュアル・カレンダー。

そもそも原型であるセネタ ナビゲーターもほとんど日本にゃ来ないだろ!っていう突っ込みは置いといていただいて。。

直接的なライバルであるリシュモンのランゲ&ゾーネは「大戦」を想起させるグラスヒュッテーパイロットの時計は作らない。(第一IWCがパイロットは得意分野でもあるし)
しかし、ドイツパイロットの世界〜とりわけてグラスヒュッテの名を冠するもの〜には激しくニッチな要望がある事もまた事実。
一部のマニアが、グラスヒュッテーチュチマに反応してしまう様に。。
スウォッチグループの狙いは恐らくココにあるものかと思われマス。

ビッグデイト、ムーンフェイズ、月表示、曜日表示に加えて12時位置のインジケーターはパワーリザーブではなく閏年カウンター。

まごう事なき複雑時計でありますから、非常に高価な時計なのですが「非リュクス」の急先鋒として独自の地位を確立しそうな異色作でアリマス。。

もっと「グラスヒュッテ・オリジナル」を研究する

だんでぃずむ再考【CHAUMET】ショーメ ダンディ

というわけで年が明けたのでお正月らしい時計の3回目。

今年は「個人的な価値観の細分化がおもいっきしすすんで、『大衆』という概念が消滅する年」だと踏んでいるので、のびのびとおもいっきしニッチで、思いつかないようなものを。。と。

で私のチョイスはコレ↓


(画像クリックで販売店にいけます。)

グランサンクの一つであり、現LVMHグループに属するショーメ。。
時計マニアだけの視点からみると「ややナンパな」時計と映ることは百も承知ですが。

ダンディシリーズのSSブレスモデルに共通する非対称の美意識は、エディ・スリマンとかも案外影響うけたんでねえのか?と。あ、そういえばディオールもおんなじグループか。

あえて、これがダンディと言い切ってしまう潔さと、時計がファッションアイテムの一つとしてうまく機能するように控え目につくられたデザイン。
しかもなんか地味なところがまた、良かったりする。。

ショーメ、くるかも、デス。。

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謎めく最高峰【MONTBLANC】モンブラン グランドトゥールビヨン Heures Mysterieuses

モンブラン、飛躍の兆候であるニコラ・リューセック※の発売は2009年5月頃の模様。
初の自社開発ムーブメントであれだけ凝ったクロノグラフなら、そうおいそれと、という訳にはまあ行かないようで。。
一石投じる意味合いでは待ちどおしいものですが。

さてそうした動きもやはりフラッグシップあって初めて外部にアピールできるもの。既にリシュモンの領袖にあるミネルバの技術陣を用いて一風変わったトゥールビヨンを出してマス。

mongran.jpgワンミニッツトゥールビヨンの手巻き18800振動で最近のモンブランの傾向である「クラッシックというよりもはや古風」全開の容姿ですが。。

浮いてる。。時分針が。

ちょっとしたオブジェの面白さも兼ね備えているところがウリ。
エレガントであるが、ジュエラーではない、という同社の立ち位置をあらわしているかのような。
それでいてグラスヒュッテ・オリジナルのハイエンドをちょっと思わせるがドイツでもナイ。

モンブランとは何か?
その答えはこの時計の様にミステリーに包まれておるようです。

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その街は巴里【Van Cleef and Arpels 】ヴァンクリーフ アンド アーペル Une Journee a Paris

来年は開催も早いのでSIHHの方はすでにプレ・モードな訳デスが。。

2008年にロマンティック・コンプリケーションという方向性で活路をひらきつつあるのがヴァンクリーフ アンド アーペル。
グランサンクの強みを活かした方向性で、ムーブメントはジャガー・ルクルトが担当。

この方向性での新作は、前作に続いて巴里がモチーフ。今度は街並みですが。
une_journee-pink.jpg
七人の女性陣と子供一人が、24時間かけてゆっくりと巴里の街を闊歩する、てな具合。

で、そこにハイジュエラーとしてのセッティングが活きてくる、と。

巴里といえばピアジェもココにこだわったのを出していたのが記憶に新しい。
ファッションの原点ともいえるところだけに、各社原点回帰の様相をかいま見ることができます。
かつてナチス占領下であってもカルティエとかは営業を継続してたそうな。。。

古きを訪ねて新しきを創る【Baume & Mercier】ボーム&メルシエ アレキサンドル・ペラルディ氏インタビュー

ボーム&メルシエの新たなデザイン潮流は、デザインチームのリーダー格ともいえそうなアレキサンドル・ペラルディさんの一貫したスタイルによって生み出されていそうです。

これはフランス語→英語字幕のインタビュー。


新たなレディースラインであるクウォーツのイリアや人気のリビエラ、ハイエンドのクラッシマにしてもルーツからの継承が主な手法論らしい。

しかしながら、「退屈」に堕さないのは複数の視点からなるチーム編成故なのかも。
ある意味日本のものづくりスタンスに似ている様な気もしたりで。

過剰、を追求するか。
複数の視点でのコラボレーション効果、を狙うか。

リビエラもグンと良くなった最近のボーム&メルシエ。
出来る事からこつこつと。

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時代の流れはぷちリュクス【MONTBLANT】スター ニコラ・リューセック モノプッシャークロノグラフ 続報

どうやら、2008年は去年と違って「爆発的な人気モデルはないが、力とヴィジョンを持ったメーカーが、少し背伸びすれば購入可能なモデルを多く発表した年」と後世振り返る事ができそうデス。。

もともと時計メーカーとしての認知度が日本ではまだまだ低いモンブランではありますが、パーティーの風習を持つ海外ではそうでもなく、万年筆以外のラインナップも積極的に展開されている模様。

待ち望まれる初の自社ムーブメント搭載機種ニコラ・リューセックですが、リシュモングループの一員らしくプロモ動画も堂に入ってマス。



コラムホイール、アピールしてますね。
今までの流れでいうなら、エンドモデルでも250万円位?とおもうところがだいたいその半額。
カリブロ303と同じ価格帯、というのが何おかいわんや。

日本では栗山千明タンをイメージメーカーに据え、更なるステップアップを淡々と狙うモンブラン。
試験に出マス。。

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