お遊びデザインをマジメにつくる【CURUM】コルム

コルム、といえば最近はアドミラルズ・カップ関連の時計で知られていますが、非常にくだけたガイコツ印の時計なんかも作ります。

結構、このガイコツが人気を集めたりするようなんですが。。

さてコレ↓はかなり凝ったガイコツ文字盤製作の模様。


Marquetry Timepieces、というんだそうデス。Marquetryとは寄せ木つくりのこと。この場合は石ですが、なんとまあ手間暇かけてること。

間違ってもビジネスシーンには絶対使えないこの時計を、あえて選択できるのはかなり自由な立場の人に限られる、と思いマスが。

気取らないパーティとか出る人がつけるんでしょうか。ちょっと日本人離れしたところがココの魅力なのかもしれません。
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渦中のミューレ・グラスヒュッテ

クロノス9月号によると、ミューレ・グラスヒュッテのデリバリーは現在ストップしている模様。。
原因は、市内での部品の製造の50%以下であるにもかかわらず、『グラスヒュッテ』の名が文字盤にあることでノモスから訴訟を受けていること、だそうです。

コレ↓は同社の会社案内、前編、後編あわせると15分にもなる大作デス。。



後編がコレ↓



うーむ。手に入りにくくなったと聞くと急に関心が湧くのが性。
グラスヒュッテ特有の「4分3プレート」とか「ゴールドシャトン」とか「そんなのかんけーねえー」って感じですね。

しかし、計器分野で実績あるだけに姿勢はいたって真面目。

要はひとつの商標でありうる『グラスヒュッテ』の名前がまずかったみたいっす。

この異様にきれいな女性時計士さんが困ってないかとても心配になってしまった。。

何故か、レマニア【Tutima】チュチマ ヨッティング クロノグラフ

NATO軍制式(正式、ではない)のミリタリーを20年ばかし作り続けているチュチマ。。
ややこしい歴史を持つ、ややマイナーなドイツのメーカーです。

新作として出てきたのが、流行のヨットレース用クロノグラフ。

Tutimayachting.jpgカウントダウン表示は10分ではなく15分。
チタンを用いて軽量化を図ったケースと、一体型になったクロノのプッシャーが特徴的。。
汗のかほりイッパイのミリタリーが多いチュチマの従来のラインとは少し趣きが異なります。


さてこのクロノグラフ、搭載ムーブメントはレマニア5100、との事ですが。。
「供給されんのと違うんかい!」とツッコミたくなるところ。
EZM1とかそれで生産中止モデルになっちゃったんだし。。

やはり、NATO軍制式をつくるチュチマだけ「特別扱い」なのかなあ。
ピーエックスさんあたりが教えてくんないかなあ。。

人気復活なるか?【BAUME&MERCIE】ボーム&メルシエ リビエラ S マグナム

メディアへの露出が高まるボーム&メルシエ。。
世界の腕時計88号の表紙にも新作のこのリビエラの写真が出てマス。。

magnumriviera.jpg海外では「S Magnum」ではなく「XXL Magnum」と言う名称。
以前に書いたハンプトン マグナム同様、ラバーベルト仕様のスポーツタイプ。
今回は往年の人気復活を狙うリビエラのクロノグラフをラインナップしてきました。代名詞とも言える十二角形ベゼルに四つのビス止め。


インダイアル配置は典型的な7750の顔ですが8の字のストライプ縁取りがあったりで、なかなか個性的な表情。

ゼニスよりも気負いがナイ、というかもっとこだわらない感じです。

ピンクゴールド×PVDモデルもあるのですが、ゴージャスだけどカジュアルっぽさもありで割とうけるかもしれない。。

近年の同社にみられた「デザインのぶれ」みたいなものはかなり払拭されつつあるように感じマス。

不朽の名作【JUNGHANS】ユンハンス マックス・ビル ウォッチ

60年代風、が静かに人気のようですので、やっぱハズセないマックス・ビル。。

「バウハウス最後の巨匠」として知られるデザイナーであり建築家であり彫刻家でもあったマックス・ビルさんが60年頃にユンハンスとコラボレートしてできた時計です。(壁掛け時計アワーマーカーも有名。)

maxbill.jpg手巻きハックなしの34ミリがオリジナルですが、最近38ミリの自動巻ってのも出てます。ドーム型風防にシンプルで美しい文字盤、このベージュベルトの他に黒もありますし、バーインデックスタイプの文字盤もあります。

昨今人気のシースルーバックではなく、マックス・ビルのサイン入り裏蓋、ノモスと好みが分かれるかも。。

手巻きモデルは値段が上がっちゃったので、これからなら自動巻もイイかもしれません。

ユンハンスは20世紀初頭には世界最大規模であったドイツの時計メーカー。最近では電波時計方面にチカラを入れてましたが、このマックス・ビルのエッセンスを活かしたクロノグラフ、クロノスコープなどの機械式新作も出しておりコチラも話題です。

○オリジナルにコダワル人→手巻き
○デザインが好きな人→自動巻
○シンプルクロノに共鳴した人→クロノスコープ

バリエーション化も順調デス。。

GUB時代のテレビコマーシャル

GUB(グラスヒュッテ時計工場有限会社)はドイツが東西に分かれていたころの、東ドイツ側の時計製造公社です。

1990年、ドイツが統合されて半官半民となり、そこからランゲ&ゾーネの商標はIWCが買い取り、ミューレ・グラスヒュッテはいち早く民間企業となりました。

現在、スウォッチグループに属する、グラスヒュッテ・オリジナルは旧GUBが1994年に新体制でスタートし、現在にいたります。

さて、セネタ・シックスティーズ※が話題の同社ですが「そもそも60年代の時計ってどんな?」という疑問を解決するのが、コチラのコマーシャル。



「ぐらあすひゅって うーれん!」といういささか能天気なナレーションが時代の流れを感じさせマスが、おおー、コレはまさにセネタ・シックスティーズの世界!

sen602.jpgあえて、GUB時代の流れを汲むムーブメントCal.39を採用。
ドーム型風防が歴史に忠実、でありマス。。


(後日追記)この動画は、投稿者によって視聴制限となりました。

謎を呼ぶ構造【ZODIAC】ゾディアック アストログラフィック オートマティック

ゾディアック、といえば19世紀からあるスイスの名門なのですが、近年はクウォーツ主体の展開です。結構カラフルで若者向けって感じの。。

2006年にデカい機械式のダイバーズとか出してましたが、往年の本領発揮ってトコまでは少し距離がありそうデス。

astro.jpgそんな同社が「これは?!」と思う新作を発表。
その名も「アストログラフィック オートマティック」デス。。
写真を拡大して見てもらえば分かるのですが、なかなか都会的なデザイン。
しかも時刻の表示方法がディスクのようなそうでない様な。。
どないなっとんねんって言いたくなるのもご愛嬌。


ムーブメントはETA2824-2で現時点(2007年6月25日)で日本未入荷のマニアックなヤツ。。
機械式時計にしか出せないトルクを応用してるのかなあ。(どきどき)

かくなる上はマニアックな時計屋さんに期待するしかなさそうデス。。