求められている一言は【CHOPARD】ショパール L.U.C XPS

現在、機械式時計に求められているのは何か?市場の声なき声は何を求めているのか?つらつら考えてみるに。。

「超COOLだよ!あんたぁ!!」←この一言が言われたいんじゃないかな、と。

クラッシックであろうとアヴァンギャルドであろうと。
ハイエンドであろうとローエンドであろうと。

クール、という価値観が美醜を超えるほど勢力を伸ばしてるんじゃないかな、と。
わりとジュエラーの方がそういった変化に敏感であるように思うんですよね。

chopard-luc-xps-watch.jpg


一見何の変哲もない三針のL.U.C XPSの新たなバージョン。
クロノグラフの新作も出て来てるんですが、そういう目線で見るとこのモデルのインパクトの方が一歩抜きん出ている、ように思えます。

ダブルバレルで65時間のパワーリザーブ。ショパール謹製のマニュファクチュールムーブメントを積むホワイトゴールドモデル。
アンダー40ミリの薄型自動巻。

見れば見るほど、おっけぇだよぉ!

CHOPARD LUC
タグ:ショパール

真に貴族的な【PIAGET】ピアジェ エンペラドール トゥールビヨン ウルトラシン

ある日本人がエルメスの本店に行き、自分のファッション用に乗馬用のブーツを買いに行ったら。。
店員に「で、馬の色は何色ですか?」と聞かれたそうである。

ピアジェのコンプリケーションとかは、正に「栗毛色!」とか答えてしまえる人のためにあるんでないか、と思ってきた。

piaget-tourbillon.jpg

前面マイクロローター、デス。。
薄型にこだわるピアジェらしく、ムーブメントは5.5ミリに押さえてこの造型。

この時計こそ「シースルーバック」に対する強烈なアンチテーゼなんじゃないか、と。
確かにこれだけつくりこんじゃうともはや魅せるところは裏面にはないわけで。
ジュエラーだからこそできる統一感が際立っています。

エンペラドールとか日本じゃ実にめずらしいんですが、このシリーズっていつも全力投球してきますね。

ピアジェ
タグ:ピアジェ

豊かな心の琴線【BREGUET】ブレゲ ミュージカル・アラーム

ブレゲらしい、と思わせながら新機軸を打ち出す、というのはなかなかに難問とも言えるのですが。。
いかにもガジェット!というようなスタイルはブレゲには合わない事を思うと、今回のミュージカル・アラームってかなり考え抜かれた策じゃないかな、と。

MUSICAL.jpg実に細かいギョーシェが掘られた文字盤はブレゲらしいんですが、楽器に使われる木材をケースにしてるところなんかは、このモデルに対するなみなみならぬ意欲を感じさせます。

もともとオートマタなんかも作ってる背景があるスイスですから、ある意味では直球ストレートなコンセプト、とも言えますが。

ルクルトのアラームが好調だったりハイブリスのソヌリが話題になってたりするので、負けじと参入って感じかも。

シリシウム採用で先端技術との融合も果たしています。

ただ、数年前からスプリングドライブ×ソヌリをやってるセイコーってやっぱすげえな、なんて思ってみたりもして。

ブレゲ
タグ:ブレゲ

左手の血統書【Breguet】ブレゲ タイプXXII フライバッククロノグラフ GMT 10ヘルツ

ブレゲには古典的なコンプリケーションというイメージがつきまといますが、アエロナバルをはじめとするパイロットシリーズは特有の個性を放っている訳でして。。

「あのブレゲが。。」という意外性を持つシリーズ。

おそらくスウォッチグループ総帥ニコラス・G・ハイエックさんが一番愛しているのはブレゲなんだろうなあ、と思わせる新作が出てます。

TypeXXII.jpgタイプXXIIはフライバック機能のクロノグラフなんですが、超高振動の毎時72000振動のムーブメントを新開発。
セカンドハンドは30秒間で一周、という高性能。

やっぱコンプリケーションのブレゲなんだからこれくらいはやっとく!位のチャレンジ精神の塊デス。。

「オトコ臭いのにブレゲ」。
そこに、以前から蓄積してきたシリコンエスケープメントのテクノロジーを融合。

ライバルぶっちぎりの高振動メカ。

傲慢と評されるほどの野心家に似合いそうな気がしマス。。

「ブレゲ」の検索結果
タグ:ブレゲ

シンプルながら個性的【RADO】ラドー r5.5 オートマティック

多くの場合、個性的なものは複雑なものが多い。。

個性的と呼べるデザインでありながら「シンプルなもの」は共存する事はほとんどないんですが、最近ラドーと組んでいるイギリスのプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンはこうした主題を得意とするのかも。

r55.jpg今まではクウォーツしかなかったジャスパー・モリソンデザインのラドー、これは初の機械式となるr5.5 オートマティック。

ムーブメントは2892A2、ボディーはオールブラックのPVDセラミック、と所有欲を満たすつくりこみ。

スウォッチグループの中で最も異色のラドー。
日本での根強い人気は定評のあるところ。

ファッションアイテムとしても実に興味深いモデルともいえますし、チョイスする人のセンスも注目に値する。

ニヤリとさせるラドー哉。。

「ラドー」の検索結果

もう一つの蒔絵SIHH2010【Van Cleef & Arpels】ヴァンクリーフ&アーペル

今年のSIHHで話題になったものの一つとして日本の伝統工芸、蒔絵がアリマス。。
シブい色調のいかにもジャポネスクな蒔絵文字盤をヴァシュロン・コンスタンタンが発表し、その価値が国内でも再評価されるかも、なんですがそれについては恐らく後日幾つかの時計メディアが報じるでしょうから、ココではそれには触れず、更にウェブらしく埋もれてしまいそうな話題をば。。

じつはこのSIHHで発表された蒔絵はヴァシュロンだけではありません。
巴里、グランサンク(五大宝石店)の一つ、ヴァンクリーフ&アーペルが実は蒔絵文字盤を出してマス。hakose.jpgヴァシュロンとは異なりこちらは色鮮やかなシリーズ。このデザイン以外のモノを合わせて8本だけの超限定です。
どうやらデザインしたのは"Hakose San"という日本人とか。。

気になる。。
それって「箱瀬さん」じゃないのか??

かなり高い確率で当たりの推測ですが、輪島塗で名高く「現代の蒔絵師」という異名も持つ箱瀬淳一氏の事の様デス。
というのも箱瀬淳一氏は2004年にヴァンクリーフ&アーペルの蝶のブローチに蒔絵の紋様を施し、つい先だってもそのブローチは森美術館で展示されていた、という深い関係があるので。

世界に通じる才覚は意外に身近にある。
もうちょっとアナウンスがあってもおかしくはないが。。
でもそれがないから、こういうサイトも成立するのか。。

「箱瀬淳一」の検索結果

高嶺の花が降りてきた【CHOPARD】ショパール L.U.C クラッシック マークV

新製品の怒濤の発表ラッシュとは全然無関係に、密やかに存在するレアな一品もある訳でして。。

機械式高級時計とはいうまでもなくフェティッシュなものですが、このフェティシズムがよりマニアックなものになればなるほど手が届かない。
(但し、ロレックスは超フェティシズムだと思ってますが)
このあたりのベストバランスを追求した時計が、この時代における『名作』なのかも。。

そういう意味では、これ↓は紛れも無くその水準に達しているのは疑いナイ。


ショパール L・U・C クラシック マークIII / Ref.168500-3002 【新品】
(画像があるうちはまだリンクが生きてます)

そもそも、日本入荷数も少なく取り扱い店も非常に限られているL.U.Cのクラッシック。
極シンプルな面持ちにして、金無垢マイクロローターを内部に備える高級仕様。
そもそもこの値段ってのがかなり信じられんものもあるのですが。。

自社製ムーブメントを手がけて10年以上経つショパールだからこそ出来る技かも。
現在ではまだマニュファクチュールは高いもの、という価値観で通るところ
あるのですが、成熟に伴ってコストダウンという流れができていけば「消費者にやさしい市場」も夢ではナイ。

「L.U.C」の検索結果

リアルに伊達、デス。。
タグ:ショパール