動くマリー・アントワネット【Breguet】ブレゲ

おたっきーなマーケットには、「いかに一般に知られるか」という課題がつきまといマス。。

スウォッチグループ内での高級機械式時計担当といえるブレゲ、その技術力を世間に知らしめることと、ブレゲのブランドを一般に確立するためには、やはり創立者の最高傑作であった「マリー・アントワネット」の再現が必要である、と総帥ニコラス・G・ハイエックさんは考えたのだろう、と思います。

そもそも発注者マリー・アントワネットってだけで、機械式時計に詳しくないだけでも興味を注がれるのは明らか。

単なる復刻である必要は必ずしもない。
必要なのはアイコンとしてのインパクトである。
プロレスでいうところのオリジナルフィニッシュホールド、みたいなもんですかね。



アイコンに必要なのは、それがアイコンとして機能するかどうか、ではなく、「そもそもアイコンとなりうるものが『存在するかどうか』」。

次々に登場する新商品や新開発ムーブメントは、過当競争と情報過多を生み、結果戦力と市場の疲弊を生みかねない。

そうした「負のスパイラル」から解脱するための一手だとみますが。

「ブレゲ」の検索結果

老舗ジュエラーのアジア拠点【Boucheron】ブシュロン

ブシュロンは「グランサンク」と呼ばれるバリ五大宝飾店の一つ。リシャール・ミルさんもココの社長をしてた事がありマス。(RM018はブシュロンの創業150周年オマージュモデル。)

ちなみにグランサンクは、
○ブシュロン
○モーブッサン
○ショーメ
○メレリオ・ディ・メレー
○ヴァン・クリーフ・アンド・アーペル
の5つ。
いずれもパリ、ヴァンドーム広場を拠点とする老舗ジュエラー。

さて、アール・ヌーボー様式の色濃いジュエリーやハイクラス機械式を手がけるブシュロンも例に漏れる事無くアジア戦略を展開中。

やっぱ、スターヒル・ギャラリー※です。



まだまだその格に比して、日本では知名度は高くないブシュロンですがその潜在的なチカラからすると爆発力を秘めていマス。。

「ブシュロン」の検索結果

その革新性は構造に【CONCORD】コンコルド C1 トゥールビヨン グラヴィティ続報

2008年バーゼル前から既に話題モデルであったコンコルドのC1 トゥールビヨン グラヴィティ。、

全貌が明らかになっていマス。

C1 Tourbillon gravity.jpgもともと複雑な構造を持つC1シリーズケースにBNBコンセプトの垂直トゥールビヨンを搭載したコンプリケーション。

5時位置に同軸積算計を持つフライバッククロノグラフ、という顔も併せ持つ超高級スポーツウォッチでありマス。。

異素材融合による軽量化を果たしつつ、おもっちゃっぽくはない。
垂直トゥールビヨンによって、秒針がケース横についているという構造の世界初の時計、ということになるのでしょう。

腕時計の歴史の中でみると、いろいろなファクターを含みながらもそういうわかりやすさがコイツにはあったりで。
そこらあたりが話題になっているのでしょう。

2007年のC1 クロノグラフから確かに大きく一歩前進したコンコルド。
日本にはあまり入ってきてませんが潜在能力は実に高い、と言えマス。

「コンコルド 腕時計」の検索結果

180度回頭!の新境地【Jaquet Droz】ジャケ・ドロー グランセコンドSUW

ジャケ・ドロー、と言えば8の字を描くグランセコンド(巨大な「スモール」セコンド)や、ピュアブラックのエナメル文字盤が印象的なクラシカル指向まっしぐらなブランド、という印象が強いのですが。。

新たなクリエイティブが始まっておりマス。

droz.jpg2008年バーゼルにてスポーツ・ユーティリティ・ウォッチ、略してSUWシリーズを発表!
お得意のグランセコンドにご覧の通りの近未来的意匠、ベルトはなんとラバーストラップと大変身。

うーむ。。
Cool!と評されそうな機械式時計がまさかジャケ・ドローから出て来るとは思いませなんだ。

クラッシック指向メーカーのスポーツモデルってことなら同じスウォッチグループのグラスヒュッテオリジナルにもあるんですが、これグランセコンドのもう一つの顔!っていう押し出しが効いてマス。

清々しい自己破壊が好感度大。


「ジャケ・ドロー」の検索結果

アイコンを持つ強み【MOVADO】モバード ミュージアムウォッチ レッドゴールド限定

モバード、といえば多くの人が12時位置に満月を思わせる○印の文字盤、後は何の飾りもないシンプル・ビューティなミュージアムウォッチを思い出すハズ。。

アンティークの世界では、凝った時計が多くそこはそこでコアなファン層もあったりしますが。

movado-museum.jpgこれは2008年バーゼルに出品されるミュージアムウォッチのレッドゴールド限定。
たった25本しかつくられないので入手は非常に困難といえます。

6時位置の小窓を見て「すわ!トゥールビヨンか?!」とか思ったのですが、これは早とちりでスモールセコンドです。
深紅のMのイニシャルがモバードマニアへのメッセージ。
45ミリとかなりの大型です。

ムーブメントはETA6498-2といいますからユニタス系の手巻きですね。
今ではかなりよく見られるロービート。

レッドゴールド採用とデミスケルトン以外は、技術的側面等特に目新しいところはないのですが、ナンといってもこの普遍性を持つ文字盤の高級バージョンというだけで商品性を確立してしまうのが、アイコンとして君臨してきたこのシリーズの強さといえます。

「モバード」の検索結果

それはクランク・クラウンメカニズム【Rama Swiss Watch】ラマ・スイス・ウォッチ アウトランド

ラマ・スイス・ウォッチ、といったところで誰も見向きもしません。ハイ。
しかし2008年バーゼルモデルでやたら話題のRSW、といえば、少しは。

rsw.jpgそうそう、コレコレ!
このとんでもなく筋肉質なアナログ・オートマティックですよ!

フルインパクトな三枚ディスクで12時位置の数字で時を読む。
このデザイン、正に肉食人種ならでは。

六画穴のビスが上下にずらっと並ぶ迫力ある意匠。
柱がそそりたっちょります。

ラマ・スイス・ウォッチの頭文字でRSW。
創業1914年というから充分老舗といっても良い。。

よくよく写真を見ると?なのがリュウズ部分。
コレ、クランク・クラウン・システムっていうRSWの特許デス。

わかりやすくいうと、ですね、
パネライのルミノールなんかにあるガードシステムがあるじゃないですか。その跳ね上げた部分がりゅうずになってて、そいつをぐりんぐりん回せば時刻合わせができる、という。。

え?ますますわかりにくいっすか??

天晴れな独自路線【ARMAND NICOLET】アルマン・二コレ M03 コレクション

さて、2008年バーゼルモデルも続々と発表されている慌ただしい中、ついそういう動きとはあんま関係ないアルマン・ニコレを。。

mo3.jpgこれは、つい最近の新作M03コレクション。

6時位置にカレンダー、というのは良くある仕様ですが、併せて10時位置ににムーンフェイズを持って来る、捻りぶり。。

生産効率とか考えると、ココは同じインダイアルでつくるのが常套なのですが。

思うに、そうした生産のロジックを良い意味で裏切る事によって独自路線を切り開いてきたのかもしれません。
逆説の境地。。

日本市場でほとんど見かけることは今の所あまりありませんが、流通事情は激変しつつあるので、こんなモデルが簡単に、という日もそう遠くない気がしマス。