最も寡黙なマニュファクチュール【REVUE THOMMEN】レビュー・トーメン オープンハート

広告戦略が生死を分ける時計業界において、歴史ある名門であり、幾つものマニュファクチュール・ムーブメントを持ちながら低価格であり、何故かほとんど広告らしい広告を目にする事のない寡黙かつ異色の存在がレビュー・トーメン。硬派や。。

創業1853年ですからオメガの少し後くらい。ロレックスより半世紀長い。

revue-thommen-open2.jpgやはりスケルトンはマニュファクチュールが吉、ということでオープンハート。このタイプは自動巻GT45搭載ですが手巻ムーブメントのシリーズもあり、結構サイズも豊富に選べてしまう、という。。
地味で最小限の飾りしかしない。
この頑さは最早「美学」と呼んでも差し支えございませぬ。

扱っているお店は多くはないですが、素性の良さとこっそりスイスのマニュファクチュールという特殊なジャンルで今日も明日も明後日も、静かに元気に違いない。。

こっそりと、デス。


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黒いダイヤとエル・プリメロ【ZENITH】ゼニス スター グラムロック エル・プリメロ

「もっと華やかに」それがゼニスの至上命題。
LVMH(ルイ・ヴィトン/モエ/ヘネシー)グループ内のマニュファクチュール部門として、かつての男臭いイメージから、高級ファッションアイテムとしての機械式まっしぐら、でありマス。。

starglamrock.jpgこれは新作レディースのスターグラムロック。
べゼルに黒と白のダイヤセットが新境地。

イメージしてるのはハーレーとか乗ってる西海岸のクロムハーツな方々。斬新な戦略ですな。

黒ダイヤって時計では珍しい。
ドゥ・グリソゴノ※あたりが出して来るのかな、と思ってましたが。。

エリートの梃入れ、といった意味もあるらしく、エリートラインでもこの黒ダイヤ新作がラインナップされちょります。

近未来的方向か、と思えばアウトローなロック方向レディースと自由自在なゼニス。
この変化の激しさによって、新たなブランドイメージを高めていく方向のようです。


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異端への変遷【INVICTA】インヴィクタ チタン・ロシアンダイバー

私たちは世界の一部を見るに過ぎナイ。。
ふとそう思わせる未上陸メーカーたち。

インヴィクタの創業は1837年ですから、既に170年以上が経過しているのですが、聞いたことありません。
生まれは「聖地」ラ・ショード・フォン。
オメガと同郷にしてそれより古いメーカーなんですが、生き残るためにダイバー特化の道を選んだ様デス。。
ドクサ※とおんなじパターンですね。

invicta.jpgなんじゃこりゃあ!とお腹のあたりを押さえつつ叫んでしまいそうになるのがこのチタン・ロシアンダイバーズ。
うーむ。ゼノ・ウォッチバーゼルとエポスとシャウボークを掛け合わせ、三で割った様なもう追随を許さない事になってるアブナいモデル。
いや、日本人から見るとですが。

実はちゃんとパヴェダイヤのラグジュアリーなんかもつくれるとこなので、キワモノメーカーではありません。

地味ではありますが、多ブランド展開も果たしており小グループを形成しているのでイキオイはあるとこです。

私たちは世界の一部を見ているに過ぎナイ。。

さよならニッポン【MIDO】ミドー コマンダー

小型クロノグラフのアンティークが時折出没するミドー。
日本では新作の入荷はほとんどありませんが、実は現在スウォッチグループ傘下にあり、海外では新作を元気に出していたりします。

グループ内での位置づけは高年齢なハミルトン、といったところでしょうか。
リーズナブルなETA搭載機。
日本にはこのポジションにラドーがありますので、今後も上陸はしないんじゃないかと。。

mido-commader.jpgこれはミドーの現行モデルでコマンダー。
ブライトリングのスーパーオーシャン・ヘリテージ※とかヨルク・シャウアーとかがつかう「ミラネーゼ・ブレス」がポイントです。

もともとは1950年代終わり頃のモデルの復刻版。
ゴールデンホースのミドー版、と考えればわかりやすい。
何気にこのシリーズでクロノグラフもあったりするので侮れまセン。

手に入りにくい、と思うと途端に価値あるモノに思えてくるのは趣味人の性。。
まあ、それでさんざんやられちゃうんだけどねw
タグ:MIDO

知られざる老舗【VAN DER BAUWEDE】ヴィクトリア トゥールビヨン

創業1890年代でなんでこんなに知られてないのか?VAN DER BAUWEDE。。
そもそも正確に何と発音して良いものかさえもわかりません。。

ヴァン・デル・ボヴェット?ヴァンデルボーヴェデ?

どうやら、創業者はベルギーの人でジュネーブに拠点を移したのは1980年代なので未だ日本市場には認知されていないようデス。。

しかし、そのデザインワークは未体験ゾーンまっしぐら!
Victoria_Tourbillon.jpgこれはレディースラインにあるヴィクトリア トゥールビヨン。
ご覧の様にキャリッジにダイアモンドなどちりばめてみたりします。。

クウォーツもありますが、本命は機械式。
パーペチュアルカレンダーなんかのコンプリケーションもつくってたりして、これも実はヤバいっす。

エキゾチック感はブルガリに近いものがあるような。
異国趣味はやはり出自ゆえなのかも。

なぜか二頭一対のマーライオンがトレードマーク。
インパクト絶大な未だ知られざるブランドでありマス。

正しい読み方が知りタイ。。



タグ:VAN DER BAUWEDE

思いっきしラグジュッてみる。。【BAUME&MERCIER】ボーム&メルシエ Riviera XXL Jump Hour

クラッシックなのかコンテンポラリーなのかアヴァンギャルドなのか、それがボーム&メルシエの問題デス。。

やろうと思えばどれも出来てしまうが故の苦悩がうかがいしれますが。

Riviera_XXL_JumpHour.jpgポテンシャルの大きいとこだけに思いきった冒険で現状を打破したい状況に出してきたのがリヴィエラ※のジャンピングアワー、Riviera XXL Jump Hourです。

多角形のホワイトゴールドケースに400ものダイアモンドを敷き詰めたラグジュアリーモデル。
昨今人気の白ベルトはアリゲーターストラップ。ゴージャス・シーサイド方面ってわけですな。

中国市場の好調が反映されてか、さらに一歩突き抜けた感があります。

ボーム&メルシエにしか実現できないであろう、クラッシックでもありコンテンポラリーでもありアヴァンギャルドでもある、というポイントに到達した一例といえる、と想いマス。


マイナーながらもちゃっかりリメイク【TISSOT】ティソ PRS516 オートマティック クロノグラフ

日本よりも海外での人気が高いティソ。
スポンサーするジャンルも広く、機械式入門者御用達ブランドとしての足場を着実に固めつつありマス。。

PRS516.jpgこれは1960年代に人気のあったPRS516って時計のリメイクシリーズの新作。
ローターに細工を施すのが好きなティソらしい。。

見ての通り7750搭載機です。ドラッグレースやオートバイとも関わりの深いティソのレース仕様モデル。
実は少し前にインダイアル角形でステンブレスのモデルも発売しており、両方とも日本で入手可能。

グリシン同様、密かにマニアックな世界を構築するデザイン手法ですな。

台湾のアイドル、バービー・スーをアンバサダーに起用したり、と何かとアジア方面でも活発な動きをみせるティソ。
この島国とカンケイ無く世界は動いていく。。
タグ:ティソ PRS516

千年堂

時計修理の千年堂