執念の意匠【Pierre De Roche】ピエール・ドゥ・ロッシュ グランドクリフTNT ロイヤルレトロ

ピエール・ドゥ・ロッシュはデュボア・デプラ一族の一人が経営者であるためDNAは歴史のあるメーカー。

同軸クロノグラフのグランドクリフで名を馳せた後、スカイスクレイパーなどのユニークな機種を発表しており、現在は大沢商会が扱っています。

もともとモジュールの専門だけあって、機械式時計のギミックに長けておりとりわけレトログラードに強いようで、新作ロイヤルレトロでは10秒リレーのレトログラードセコンドを完成。

コレ↓。


なんでもココの技術をもってしても開発に2年かかったそうで。。
おそらく「究極のレトログラードを作りたい!」という思いが先ずあって、その後「こういうカタチでなければならない!」というコンセプトが決まり、開発に尽力したんでないか、と。。

そんな執念が見え隠れする鉄器。

マニアックなメーカーなのですが、密やかにファンのいるこだわり感溢れるトコ。それがピエール・ドゥ・ロッシュ。

すべて売り切れの輸入痕跡


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空挺野郎の護符【Bell&Ross】ベル&ロス BR01 エアボーン

ベル&ロスの近年の成長の秘密は、ごく小さい市場の声をうまくプロダクトに反映する事が出来る点じゃないか、と思ったりする訳デスが。。

airborne.jpgことミリタリー機械式に存在する「アメリカ軍を想起させる時計」への微妙なウォンツ。さすがにうまく汲み取ったのはBR01の特別バージョン、エアボーン。

蛍光で闇に浮かぶ髑髏マーク。ロック方面のスカルってイメージではなく、パイロットや搭乗員のお守りとしてのガイコツ君。テッドマン(火を噴く悪魔)とかと似た様な意味合いと考えて良いかと。この手のモチーフには死神なんかもありますが。。

もはやデザイン上の「好き」「嫌い」という尺度で作っている訳ではなく、一目見るなり「!」ってなる人にだけ向けられた一直線剛速球。
その製品化への思考の斬新さが、ベル&ロスを特別なメーカーに押し上げている様な気がしてならない。。


ベル&ロスの現在のアイテム
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掟破りのザクセンコピー【B-Barrel】ビーバレル SB-18

チャイニーズムーブメントの世界は、安価なトゥールビヨンだけではナイ。。

まさか、とは思ったのですが、ドイツ時計、クラッシック系の完全コピームーブメントが市販されております。大量生産なので、ディティールの模倣ですが。。



しかし、コールドエナメルの文字盤、本格的な青焼き針をも備える、となればもはや侮れない訳でして。

前からみるとこんな感じ

ビーバレルはご存知の通り、シーガル社のムーブメントをよく使ってトゥールビヨンをつくってましたから、このシャトン止めの3/4プレート、スワンネック緩急針のムーブメントもシーガルかなあ、と思っていたら、どうやらBEIJIN WATCH FACTORYってとこみたいです。

こんなトコです。

ファッションアイテムとして合理的とみるか、それとも。。
まさに掟破りでアリマス。。

「ビーバレル SB-18」の検索結果
↑復刻ポルトギーゼ風もあります。。
タグ:ビーバレル
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祝!日本上陸。成功の秘密は。。【URWERK】ウルヴェルク 202 オートマティック ツインタービン ハンマーヘッド

クロノス最新号によると、銀座アワーグラスさんでウルヴェルクの発売が決まった模様。
スゴい度胸だ。。

最新作は「ヘキサゴン」だがサテライトアワーの基本構造は変わらず、この路線でいく模様。(ヘキサゴンっつったら『里田まい』激萌え!違。)

これは自動巻機構に空気抵抗の整流を取り入れたオートマティック202。


『要塞?』
どうやら、ここらへんがウルヴェルク※が世界的支持を集めた理由の様な気がする。
ウルヴェルクの目指すところとは「左腕の要塞」なのではないか。

古の戦国大名であろうとコングロマリットの総帥であろうと今日のSEO屋さんであろうと、男性性の行き着く先が「要塞」であることには変わりがナイ。。

このメーカーにとってはもはや「時刻の表示」はホントは二の次なのかもしれない。ローマン・ジェロームが針もディスクも持たないトゥールビヨンをつくったように。
むしろ「戦うもの」としてのステイタスシンボルがこのシリーズの意義なのかも。
「アンチ・アーティスティック」。
実に攻撃的な。
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げにも激しき萠えどころかな【Steinhart】スタインハルト マリーン・タイマー

時計の文字盤の萌えどころの一つに
「精緻精妙を極めたもの」というのがありマス。。。

クロノスイスとかが実にうまいところ、ですな。

こういうのつくるとやっぱり独逸人がすごいのかも。。
と思わせるのが、未だどの時計メディアにも出てきてないSteinhart。

ドイツ語の読みなら「スタインハート」か「スタインハルト」になりそう。
もっぱらユニタス6497ベースの時計を多く作るメーカーで、B-Uhrつまりパイロットウォッチが多いのですが、いかんせんドイツには同価格帯にアルキメデやアリストもあり、新境地がほしいとこかなと思ってたらキマシタよ。

steinhart.jpgこれはかなり衝撃的な技モノ、マリーン・タイマー。
手巻き用に巨大化したリュウズ部分を抜いても47ミリ径、と限界を超えた大きさですが古風なマリーン・クロノメーターを模した文字盤が「おおっ」となってしまうインパクト。
クリーム色に赤と黒の色使いも絶妙なり。。

会社はドイツですが製造はスイス、ジュラ渓谷方面。最近のメーカーですがルーツは実は前世紀初頭からあるようで。

コレ以外にもエキセントリックなラインナップを持つSteinhart。
輸入代理店は現れるか。。

「マリーン・クロノメーター」の検索結果

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ジェネリックという形態【MEISTERART】マイスターアート

マイスターアート、といえばシャウボークウォッチが手がけるブランドとして「知る人ぞ知る」的な立ち位置のミリタリー。

もう一方のダイバーズメインのノウティックフィッシュの方がユーロパッションさんの広告の力もあって割とメジャーではありますが、シャウボークの血統らしい「うむー」となってしまうブツがひっそりと。。
これ↓ですわ。

(画像クリックでお店に行けます。)
もっとミリタリーなのもあるのですが個人的にこの白文字盤が。。
しかしデザインもさることながらこの時計で特筆すべきは、価格の安さとムーブメント。

取り扱いの加坪屋さんによると、ジェネリックムーブメント、という設計の版権が切れたムーブメントを使っているらしい。

ながあい緩急針がまるでジョーンズキャリバーみたくてよろし。

大元のシャウボーク自身も少し見ないうちに大きく成長してたりします。驚異的なアイディア力で市場開拓する姿勢、刮目スベシ。。
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赤壁とナポレオン【DEWITT】ドゥ・ヴィットのアジア戦略

超弩級21日巻き、5バレルのトゥールビヨンWX-1で2008年バーゼルを湧かせたドゥ・ヴィット。。
そう、あのまるで置物のような、スタンドまでついてる腕時計デス。

日本では大沢商会グループが輸入しているようですが、この夏世界第一号の専門ショップがオープンした模様。
場所は当サイトにたびたび登場する、マレーシアはクアラルンプールのスターヒル・ギャラリーでありマス。。



この↑オープニングセレモニーに出てくる「赤壁」の文字は?
2008年11月1日に日本公開のレッド・クリフ(赤壁の英訳)とドゥ・ヴィットのタイアップの様子。
当日はこの映画の監督、ジョン・ウーさんも来てます。

ん?
赤壁の戦いって覇道を極めんとする曹操孟徳とそれを阻まんとする諸葛孔明(金城武)の物語ですよね。。
動画の最後に出てくる創設者ジェローム・ドゥ・ヴィットさんが、ヨーロッパ史における覇道の権化ともいえるナポレオン・ボナパルトの末裔であることはよく知られた話。

どっちかっちゅーと曹操よりだと思うんだけどなあ。
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