路線斬新なマニアック【Orobianco】オロビアンコ TIME ORA

時計でマニアック、といえば主流は確かにムーブメント方向である事は百も承知、なのですが。。
シフル・ルージュの成功が記憶に残る身としては、「トータル・ファッションの中でコーディネートされる機械式時計」という枠組みの中で作られたモノとしての企画力、という視点でいくと。。

躍進目覚ましい
フォッシル※ともう一つ、近頃時計メディアではなくファッションメディアでの露出が目立つオロビアンコのTIME ORAがクローズアップされてくる訳ですヨ。



もともとはメンズバッグでぶいぶいイワシテいるオロビアンコはCEOであるジャコモ・ヴァレンティー二氏の手腕でトータルファッションメーカーへと羽ばたこうとしちょります。

その時計シリーズがTIME ORAで、これはリバーシブルなAMBIDESTROという機種。
早くもこのご時世に売り切れが目立つ好景気ぶりが好ましい。

この価格帯で本格っぽい雰囲気の腕時計を確かエンポリオ・アルマーニも作ろうとしていましたが、あんまし見かけないですもんね。

オロビアンコの攻勢が十重二十重となってくると、侮りがたい市場となる可能性はありマス。

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トータルブランドへの道【GUCCI】グッチ

考えてみればファッションブランドが時計を創りたがるのは理にかなったハナシ。。
「シーズンに影響されにくい」
「トータルブランドに発展する礎となりうる」
「ブランドイメージのアイコンとして」

グッチのクリエイティブディレクター、フリーダ・ジャンニーニは元々アクセサリーを得意としますので、こうした計算は暗黙の了解。

これはフリーダさんデザインによるクウォーツのシニョリーアと当サイトでお馴染みの機械式パンテオンのグッチプロモーション。


静かだ。。
フリーダさんのイメージが反映されてるのか。

時計以外にも精力的な活動を耳にするグッチ/フリーダ。
クリエイションが時代の流れを掴んでいマス。。

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エルメスであるために【HERMES】エルメス クリッパーH1 ビッグデイト スポーツ

名だたるブランドの中でも一際セレブ感の強いエルメス。
2008年発表のH1シリーズから、どうやら本格的な機械式の取り組みを始める様デス。

これまでも、ケープコッドに複雑時計のラインナップはありましたが、あまり力を入れてる感じでもなく、H1ムーブメントを初のインハウスムーブメント(当然、資本を投入しているヴォーシェ社の製造)、として紹介しています。



コノ↑クリッパーの機械式は200メートル防水で50時間パワーリザーブ。

ヴォーシェ社はエルメスにしかこのツインバレルのムーブメントを提供しないらしく、ここにめでたくマニュファクチュール体制の完成。擬似的かもしれませんが。

こうした体制構築の背景には、市場の「エルメス=職人さんの手作り高級品」というイメージを強固にしたい、という意向が働いている様に思われます。
ブランドイメージとしては「別格」のポジションを得ているエルメスであれば「それにふさわしい」バックボーンが必要とされる訳でして。。
そういう意味では、オンリー/エルメスのH1って必然的なムーブメントと言えマス。

クリッパーのH1はビッグデイト搭載ですが、様々なモジュールで拡張機能を変えていくアワーヴィジョン方式なのかも。

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フリーダ、再び【GUCCI】グッチ パンテオン 300メートル防水

2007年からパンテオン※シリーズを発売し、次第に機械式にはまりつつあるグッチ。。

ふふふ。もっとこおい〜。

pantheon.jpgこれはそんなグッチの2008年新作、パンテオンのダイバーズ。
ヨーロッパ圏の複数のサイトで、『フリーダ・ジャンニーニ、デザイン!』を旗頭に紹介されているところをみると、彼女を切り込み隊長としてこの市場に乗り込みたいグッチの野望が見え隠れしておりマス。

4時位置のデイト表示と赤い指し色は、成功したディオール、シフルルージュを連想させますが、既にディオールオムのデザイナー、エディ・スリマンは2007年に同社を去っていることから、人気デザイナーによる機械式時計、というカテゴリーの頂点にフリーダさんが到達する事もにわかに現実味を帯びてきました。

グッチのアイテムにマッチする、機械式時計。
総合展開の強みを活かせるのか?

そういえば、シフルルージュにはクロノやGMTはあっても、ダイバーズってなかったもんなあ。

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独走の独創【Hermes】エルメス Hermes Dressage Quantieme Annuel

エルメスにとって、機械式時計とは特有の入れ込みを持って製造するもの、らしく。。
一部、ジャンピングアワーなんかの豪勢なモデルはあるものの高嶺の花、的なモデルが多いのは、逆に入れ込んでいるとも言えるのか?

hermes.jpgこれは最新のエルメス機械式。ボーシェ・フルリエのムーブメント採用は同社のパターン。
一瞬、パーペチュアルかなあ、と思ったらどうやらアニューアルカレンダーの模様。

でも確かにオリジナリティ強いですよね。
これがエルメスなんだ!と言われてしまうと、そうですか、と納得させられてしまう気がする。。

多分、機械式に関しては、ココのバーキンとかと同様、「やんごとなき方々のためのもの」という扱いでくるのかも。
それはそれで一つの方法論ではあります。


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要は見せ方【CHANEL】シャネル J12 GMT オートマチック

ひたすらJ12 シリーズ一本の展開を続けるシャネル。。
ラ・ショードフォンに自社時計工房まであるんデスが。。

j12gmt.jpgコレは、そんなシャネルがこのほど発売した J12のGMTモデル。
お馴染みのいつも新品状態を保つセラミックケースにGMT機能を付加した新作デス。
まあ、機能的に斬新なものがある訳ではないのですが、そこはシャネルのプロモーション力のチカラで、この新作にもいくつかの宣材がすでに出ており、「なんだかとんでもない時計」に見えてしまうミステリアスゾーンをつくっちょりマス。

思えばロレックスが初代GMTマスターをつくってから既に半世紀あまりになるんですが、縁遠い人には縁遠い世界、とも言える訳でして。。

外野としては、自社工房でニューデザインなニューシリーズを出して欲しいのですが。ここらで。

ホントのゴージャス【Dior】ディオール シフル・ルージュ I02 イリダクティブル

ゴージャスな機械式、といえば古参マニュファクチュールの宝飾モデルー例えばパテックの全面ダイアーとかを思い浮かべてしまうのですが、ディオールもあなどれません。

cr102.jpgこれは、機械式シリーズ、シフル・ルージュの最高峰、イリダクティブル。
全世界30本の激レアモデル。積んでるムーブメントは、ご存知エル・プリメロ!
限られた人種のための限られた時計であることは間違いない。。

リューズにちょっとだけダイアのアクセント。クロノメーター規格。

シフル・ルージュってもとは「赤の紋章」という意味デスが、今回のイリダクティブルには赤いアクセントはありません。
(ブラックタイムとかその他のシフル・ルージュにはありますが)

一説にはデザイナー、エディ・スリマンはこの担当を降りたという情報もあり。。そのあたりのことが関係しているのかも。。

しかしながら、このシリーズの持つ特異でありながら洗練されたモノとしての魅力は確立されている、といっても良いかと。
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