全てはポジショニング【Cartier】カルティエ ドライブ・ドゥ・カルティエ

2016年SIHHで発表された新しいカルティエのシリーズがDrive de Cartier 。
正式な発表はまだないものの、恐らくはロードスター後継のドライブウォッチ、ということになるんでないか、と。
Drive de Cartier.jpg


モダンなイメージの強いロードスターから、ぐっとクラシカルな印象になったのは象徴的。
勿論、自社ムーブメント搭載です。

ふと、思ったのはこれってなんで「ドライバーズウォッチ」なんですかね?

時計とクルマは関係が確かに深いんですけど、それはレースの世界のクロノグラフだったり、超高級車とのコラボだったり、が良くある話なんですけどね。
でもそういう関係は一切なくても、ロードスターは一応ドライバーズウォッチっていう特殊なカテゴリーですよね?カルロス・ゴーンさんもロードスターだったし。
このカテゴリーに入るのって他にはヴァシュロンの超マイナーなアメリカン・ヒストリークくらいじゃないかな?

つらつら思うに。。
多分「自分でそう名乗ったから」。
いや、それっぽい由来みたいなのは確かにあるのかも知れませんが、あんまり知られてないですよね?
「昔っからそうなのよ。」といつの間にかそういうことになってる印象が強い。

って事はロードスターって実は非常に大きな功績を残したんじゃないか。。
ネーミング=ポジショニングを実証した例として。


2015年機械式BLOG大賞は。。

機械式時計の面白さの一つに
「一般的に知られているメーカーのイメージと、歴史やプロダクトが織り成す思想はかけ離れている」っていうのがあると思うんですよ。
例えばロレックスなんてその典型で、あれは極めて真面目すぎる実用時計だという事を知っているのはマニアだけ、みたいな。

で、もう一つこういう「かけ離れたイメージ」が先行しちゃってるのがカルティエなんじゃないか、と。
○一般的なカルティエのイメージ→(ロードスターとかつくってる)洒脱でモダンなブランド
○でも実際は→「古典の権威」
ですよね?

こういう「■■と思われているが、実は△△だった!」っていう面白さは、この世に溢れていてホント枚挙に暇がないんですが
コイツ↓はそういうエッセンスたっぷりだったんじゃないか、と。



ロトンド ドゥ カルティエ クロノグラフ。

いや、カルティエ・ウォッチャーでも近年のコンプリケーションや限定コレクションとか見慣れている層には、この時計は退屈に感じるかも知れませんが。
そうではなく、むしろ逆にあんまりカルティエとか知らない層には「物凄く斬新!」に映ってるんじゃないか?
「カルティエってこういう時計をつくるところだったんだ」と。

自社クロノグラフムーブメントで、今コレを出すことにはそんな意味があるように思えてならないんデス。

全てのものは振動している【Cartier】カルティエ Serti Vibrant

秘教マニアの管理人は、真言(マントラ)を使う教義に関心が深いのですが行き着くところ「マントラとはこの世の全てのものは振動していることを観じ、そこからはじまって自ら振動を起こす」という原理でなりたっているらしい。もっとも俗世を漂う私はそれを体感するような超感覚の世界に生きているわけではない、が。

さて、コンプリケーション方面とは異なるカルティエのもう一つの側面=ジュエラーとしての技術力を如実に現したのが2015年SIHHのSerti Vibrant。セルティ ヴィヴラントで読み方はいいのかな。。と思ったんですけどグーグル検索にインデックスは、ない。
すごいんですけどね、コレ。

ぷるぷるしてますねえ。
煌きを表現するのにこれほど適した謎技術はないんじゃないか、と思えてしまう。


何気にダイヤセッティングの世界に新しい風を巻き起こしそうな革新性。
バロンブルーのケースがめっちゃ合ってますね。

カルティエ バロンブルーの検索結果

本体はイメージと異なる【Cartier】カルティエ ロトンド ドゥ カルティエ クロノグラフ

今年2015年のSIHHでのカルティエはロトンドのコンプリケーションが色々賑やかだったんですが、そんな中でスモールコンプリケーションと位置づけられたクロノグラフが、なかなかツボ。地味すぎて取り上げてるところが少ないんですけどね。新シリーズのクレ ドゥ カルティエに注目が集まっちゃったのも自然な事ですし。

rotonde-chrono.jpg
そんな数少ない取り上げたお店が京都のOOMIYAさん。画像の元記事はコチラ。
ブレゲ針にギョーシェ文字盤のかなりいかめしい路線です。
ムーブメントは自社製自動巻1904-CH MC。
ブルー文字盤が限定のホワイトゴールド仕様で300本のみ。

モダンでは「ない」カルティエを探すと、かつてのCPCPのユーズドしかない。。という嗜好の方に対する新たな選択肢。
一般にはあまり馴染みのないタイプのカルティエ、ととられるのかもしれませんが、実際の長いカルティエの歴史を考えるとこういう時計の方がむしろ大の得意であるかもしれません。

ロトンド カルティエの検索結果

こっそりとヒット【Cartier】カリブル ドゥ カルティエ ダイバー

勿論、機械式時計の世界は「ピン!」ときたモデルがその人にとっての最適解であるのは言うまでもない。

しかし、常に品薄で手に入りにくいのが日常茶飯事だったり、あるいは入荷してもすぐ消えてっていうのを繰り返すモデルもたまーにあったりもするんだよね。
かつてのモデルでいうと、シフルルージュのブラックタイムとかジラールペルゴの1966とか。。

こういうモデルは、時計雑誌もあんまり取り上げない「隠れた人気モデル」であって、その存在も相当そのモデルに固執する人が在庫状況を見て一喜一憂する人の中でのみ巨大化する類のもの。

リシュモン王国の王=カルティエの新作ダイバーズであるカリブル ドゥ カルティエ ダイバーもそうなりそうな気配がむんむんしてることは秘密。


いきなりコンビモデルなのは、これ書いてる時点でSSモデルが売り切れだから。
一応、在庫チェックされる方用にリンクおいときますです。
カリブル ドゥ カルティエ ダイバーの在庫一覧

優れたムーブメントとデザインの両方が備わったものだけが市場から追いかけられるモデルに変身できるわけですが、このケースはカルティエで自社ムーブメント1904MCでダイバーズという組み合わせがいたくニーズを捉えた模様。

まあ、あんまり表にでないが水面下ではアツいモデルになってくれそう、デス。。

happy endingsに向かって【Cartier】カリブル・ドゥ・カルティエ クロノグラフ

LVMHとの死闘は、世界の存続か滅亡か。。というくらい激しいもののはずなのですが、いい感じにほんわかした新作が対照的デス。。
来年初頭に開催される2013年SIHHで発表されるのがリシュモングループの盟主カルティエのカリブル・ドゥ・カルティエ クロノグラフ。
お察しのとおり、インハウスなクロノグラフムーブメント(1904-CH MCキャリバー)を積んでます。
Cartier-Calibre-chrono.jpg


あえての2カウンターと堂々としたローマンインデックス。
決して手が届かないもどかしさっぽい憧れをかきたてながらも、気が付けば至近距離まで降りてきて小悪魔的に振舞う様は、最近のカルティエのこのクラスにはなかった、といって良いのでは?

垂直クラッチ、コラムホイールの高級ムーブメント使用。ツインバレルを採用していながらもパワーリザーブが48時間、と控えめなのは独自の設計思想故の判断なのか?

絶えず高貴であらねばならず、かつ近しい存在であらねばならず、かつカルティエらしくあらねばならない。
この道の先にある運命はいかなるものか?

緊迫感あふれる質問に対するカルティエのほんわかした応え、でありマス。。

高嶺の花【Cartier】コンセプトウォッチ ID Two

今現在最も前衛的であると思われるのはどこか?という問いには色々な答えがあるのでしょうが。。
ここ二年ばかり続く原点回帰の流れからいち早く脱出しているように見えるのが盟主カルティエ。

賢姉キャロル・フォレスティヱーカザピの指揮のもと、次々に生まれるコンプリケーションを見ていると、迂闊に書くことさえためらわれる、畏怖すら抱いてしまいマス。。あの強烈な自己破壊と急速な再構築能力って、散る事への拒絶から生まれているのか。。

そんな中、新たなコンセプトウォッチIDツーってのが発表されてます。

今回のテーマは「超」高効率の様でして、あらゆるエネルギーロスを排除する事にある模様。
新素材、新製法(空気抵抗って。。)、新設計と技術を掛け合わせた結果のオチがこのパワーリザーブ、デスよ!
コンセプトウォッチとはいえ、カリブルサイズに纏め上げるのが攻めの王者っぽいんですよね。

もっと見る→カリブル・ドゥ・カルティエ
タグ:カルティエ
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