独自性の完成【BVLGARI】ブルガリ ソティリオ・ブルガリ Cal.BVL168

ブルガリウォッチの特徴的な「揺るぎない独自性」は、個人的に「時計を建造物として捉える視点」にあるように思えるのデス。。

確かに同様のコピーをEBELも持つのですが、果たしてそれが実際の時計デザインに活かされているのかは、ちょっと違うような気がして。

ブルガリのジュエリーコレクションやレディースモデルに多い「古代ローマのモティーフ」が、古典主義的な建築物をつくろう!とデザインチームの無意識に働きかけているんじゃないかという妄想を拭えない。。

Sotirio-Bulgari.jpgこれはソティリオ・ブルガリコレクションの新作。

遂に完成した完全自社開発ムーブメント、BVL168を積んだオートマティックモデル。
一瞬GMT?と思える赤い先端の針はポインターデイト。
やっぱ、建造物っぽいと思わない?

BVL168って洋銀をふんだんに用いたムーブメントで、今後の展開に応えられるようトルクが強い、とのこと。

奇しくも同時期に、カルティエの戦略と重なり合う。。

この時計、レギュラーモデルはケースサイドがDLC加工で「男性的」ってのも共通項。

しかし、風貌は誰にも似ていない。
ブルガリですから。


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入天垂手の凝りまくりクロノ【BVLGARI】カリブロ303

栄えある(?)第二回機械式BLOG大賞受賞モデルのカリブロ303、ムーブメントだけで303ものパーツを持つ手のかかったモデルだけに、一部店舗を除いてレアもの化してましたがちらほら見かけるようになってきました。


★NEW★【新品】ブルガリ DG42C14SWGSDCH ディアゴノカリブロ303 クロノグラフ 多層式ダイアル ...

まあ、店舗の説明にあるムーブメントのベースはオーデマ・ピゲではなくフレデリック・ピゲの誤りなのですが、細かい事はスルーという方向で。。

正統的なクロノグラフでありながら、ブルガリの持つエキゾチズムは隠しようがない、正に日常的に使える実用ラグジュアリー。

このモデルの真の価値はおそらく、ムーブメントに凝るだけでなく一目見ると忘れられない文字盤や特徴的なブレスなどの時計を構成するファクター全体が、凛とした統一感を放っているところ、ではないかと。。

入荷量が膨大になる事はちょっと今後も考えにくい、「わかるひとにしかわからない」いかなるミーハーをも排除するような硬質なスタンスを性として持つ溺愛の候補デス。。

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静かな咆哮【BVLGARI】ソティリオ

オーデマ・ピゲのムーブメント供給をシャネルが受ける事が発表されたとき、ムーブメントは動く宝石だ、評されたそうな。

マニュファクチュールであり、ジュエラーでもあるブルガリであれば自身を分裂する事なく、言葉無くそれを具現化するだろうと思ってはいましたが。

sotirio.jpgこれは次期バーゼルで発表されるブルガリのソティリオのムーブメント。「動く貴石」としての価値はどうだ!と言わんばかりの懐中仕様。三針モデルですが250のパーツで構成される力作です。

bvlgari-sotirio-bulgari-watch.jpg前から見るとこんなカタチ。
得意のジャンルとなった多層式ダイアル。
ソティリオは創業者、ソティリオ・ブルガリから。今年でローマ1号店オープンから125年になる記念と言う訳デス。

気合い入れた時の迫力がスサマジイ。相変わらずおそるべきヤツ。。

もっとブルガリの世界を堪能する
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わかりやすさという利点【BVLGARI】ブルガリ ディアゴノ・プロフェッショナル テラ

すこしづつ新作ラインナップが入荷されつつあるブルガリ。
市場イメージのあるブランドは強い。。

話題作以外にもいわばロングセラー狙いのラインナップもあります。

terra.jpgこれは、旧名称をディアゴノ・プロフェッショナル・タキメーターといったクロノグラフ。写真はゴールド版ですがSSモデルもあり。新作は「テラ」という名前になってます。地球って意味ですね。

文字盤に垂直ギョーシェ模様の横三つ目。搭載するムーブメントB130はCOSCクロノメーター。そこにタキメーター刻印のべゼルという実にわかりやすい訴求ポイントの構成。

このムーブメントの部品数が130個であることを考えると同じディアゴノのカリブロ303※とは商品コンセプトが全く異なる事がわかります。

凝ったムーブメントで「作動する宝石」を目指すカリブロ303←→タキメーターべゼルとクロノメーターでファッションアイテムとしての核に収まろうとするテラ、の構図。

で、どちらもブルガリでどちらもディアゴノクロノというオチが効いている。
この青写真を書けるところがブルガリの底知れなさでもありマス。。

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水面下の実力【BVLGARI】

ブルガリの時計作り、というとどうしても傘下にあるダニエル・ロートとジェラルド・ジェンタに目がいってしまいますが。。

話題のカリブロ303※をはじめとするニューディアゴノや新たな高級機が加わっているブルガリ・ブルガリシリーズは、いわばブルガリ本体の自力の蓄積のなせる業。

その片鱗を窺わせるのがこの↓動画。



ディアゴノのリスタイリングが発表される前の動画なのですが、いかに着々と体制を整えていったのか、がわかります。

コンプリケーションの製造能力や衝撃耐久テストも粛々と。
加えてケース製造も高級ラインではスタートしている、という。。

また一つのキーワードになりそうな多層ダイアルはローマのデザインスタジオで創造されたらしいという事も。
特有の文化的背景っちゅうやつでしょうか。

その活動は恐ろしく地味。
そこからあの他を寄せ付けない独自性が生み出されている様デス。。
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競争なき勝利者【BVLGARI】ブルガリ ディアゴノ カリブロ303 クロノグラフ

復活→爛熟期を過ぎ、混迷期に差し掛からんとしている機械式時計界ですが、方程式どおりの勝者パターンを歩んでいるブランドもあるわけでして。

全く「競争」という概念とは無縁の歩みを続け、着々と自製体制を整えるブルガリは競争しないが故に強靭デス。。

DiagonoCalibro303.jpgこれは20周年を迎えたディアゴノシリーズの新作、カリブロ303。

最近、高級機シリーズによく使われている積層文字盤にコラムホイールムーブメントを搭載した意欲作。
しかもロゴを刻んだべゼルはホワイトゴールドです。

方向性はマニアック、でも一般受けも忘れずに、という理想の商売をただ自分の資産の見直しを通じて実現してしまうという。

そもそも成り立ちからして異端である事を推進することによって成立したのがブルガリであって、その強さがにじみ出ているように思えるんです、コレ。

一般受けもしてしまうが故に逆に価値がわかりにくいのが弱点になりえますが、培った歴史の重さがそれをカバーしてあまりある。。

うーむ、正にナチュラルボーン・ぶるーおーしゃん!

必然的な常勝ブランドです。

後日追記:入荷の続報はコチラ
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自己完結でゴーイングマイウェイ【BVLGARI】ブルガリ BB33SLD-GMT

当世の新作は40ミリオーバーが当たり前。。38ミリ径なんかでも「小さめ」とされてマス。。

しかし、腕の細い人やどうも36ミリ以上は。。という方もいるはず。

そういう時流とは別のニーズを満たしつつ、淡々とロングセラーモデルを「いつの間にか」つくってしまう事において、BVLGARIほど長けたメーカーは存在しまセン。

gmtbvlgari.jpegこれは、2006年に発売されたブルガリブルガリのGMT。
最近の新作なのに、なんと33ミリ径のモデルしかありません。
(狙ってる、ノカ?)
しかも厚さは9ミリもある、という独自世界まっしぐらぶり。。

目立たないモデルなんですけどねえ。
LVMHグループのディオール・シフルルージュ※に対抗しうる個性派であることは間違いありません。

この手のサイズは海外ではいわゆる「ボーイズ・サイズ」。
実際につけてみると30ミリ代前半の方がよくフィットするって方は必ずいますから、このモデルは有力な候補になってしまうという見事な逆算が冴えてマス。
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