漆黒の三叉戟【BVLGARI】ブルガリ オクトマセラティ グランスポーツ

高級時計メーカーは、半ば必然的に高級車メーカーとコラボすることが多いのですが、マセラティ×ブルガリってのが出てきました。
Bulgari-Octo-GranSport.jpg
固有の美意識を持ち、それを譲らない両者って感じですかね?
ベースはオクト、ジャンピングアワーにミニッツレトログラードの構成。車の回転計を思わせるミニッツ表示がスタイリッシュ。
基本、その車のオーナーがターゲットだとは思うのですが、それにしてはえらくうまくまとまった力作ですね。

オールブラックなダニエルロート【BVLGARI】

とにかくブルガリの威光は衰えない、ようデス。。
印象が良い、というか誰でも知ってるし。

メカ的にもデザイン的にもそれほど凝ってない時からそういう傾向は如実でしたが、
最近は自社ムーブあり、ジェンタにロートまで揃って磨きがかかるばかり。

これはダニエルロートのクロノスプリントのオールブラック。
ニュージーランドのラグビーチームとのコラボ。
真っ黒なクロノスプリントもまた特有の雰囲気。


ブルガリに求められるイメージを損なわず、かつ機械好きをも黙らせる説得力。

「絶対に真似ができない」という事ではブルガリの右に出る者はないのかも。

贈り物ニーズに応える【BVLGARI】ブルガリ オクト・ヴェロチッシモ

エル・プリメロといえばルイヴィトン・モエ・ヘネシーグループに属する高級時計メーカーのいわば「とって置き」的なポジションにあるクロノグラフ・ムーブメント。
だからこそ、タグ・ホイヤーもディオール機械式も「いざって時はエル・プリメロ」っていうのがテンプレ的なお家芸とも言えるわけでして。

さて、最近LVMH傘下に入る事になったブルガリもやはりご多分にもれずといった新作がオクト・ヴェロチッシモ。
好評なオクトのデザインに遂にエル・プリメロを投入してみたって感じです。


ブルガリのクロノグラフってキャリブロを除けばアクの強いデザインが多かったのですが、これはわりとスッキリ系。
個性を主張しながらも万人受けする要素を含んでいます。

ブランドもの大好きっていう彼氏、或いは彼氏候補に安心して贈れる高級時計という立ち位置。

ブルガリが嫌いな日本人ってホント少ないですしねえ。

矛盾螺旋【BVLGARI】ブルガリ オクト トゥールビヨン レトロ

知らず知らず、人は時計の分針と時針の組み合わせで自らの時間概念を形作るもの。
生まれた時から時計を見る現代人にとって、この思考の習慣は強力無比。

しかし、それを否定する時計もまれにあったりします。
ブルガリ  BGOP43BGLTBジェラルドジェンタオクト・トゥールビヨン・レトロ

ブルガリ BGOP43BGLTBジェラルドジェンタオクト・トゥールビヨン・レトロ

↑えー10時10分ではなくて9時10分です。

時針のみレトログラード機構採用。6時になるとぐりゅんと時針の反復が起こります。
人間の精神に変調をきたすマンション、とか思い出さずにおられない。。
何度も同じ時間を繰り返すわけですねわかります。
針の組み合わせから生まれる時間のイメージを変容することが目的か。
時の始原につながっているかのようなトゥールビヨンの渦が、外的な抑止力を無効化するに違いない。

お値段・コンセプト・デザインワーク、すべてが常軌を逸しまくっておりマス。。

時間の始まりを「どこに求める?」。
(第五章 未放映記念)

2012年機械式BLOG大賞は。。

例年、個人的にその年度で一番記憶に残った時計をピックアップしているのだが。。
硬直化しつつある時計業界の中で、ちょっとプチブレイクしているシリーズのシンプル版が今年のナンバー1ということで。


バイレトロ、クアドロリトロなどのレトログラード搭載シリーズが好評のブルガリ、ジェラルドジェンタシリーズからシンプルな三針として登場したオクト。
ブルガリの前面押しが功を奏した形です。

なんといっても「そこはかとなくブルガリ」がうまく具現化されてるのがウケた模様。
地盤沈下を起こしつつあるように見える時計業界にあって、「もう絶望する必要なんてないっ」とばかりに放たれた一矢に見えるのデスよ。

もっと見る→ブルガリ ジェンタ

見逃すまじなホンモノガタリ【BVLGARI】ダニエルロート クロノスプリント

ジェラルドジェンタと同時期にブルガリに吸収されたのがダニエルロート。
ブレゲ復興の影の立役者であり「ブレゲの再来」とまで謳われた天才でありマス。

これはいち早くブルガリシリーズに組み込まれたクロノスプリント。



クロノグラフの一種なんですが、分積算計と時積算計の同軸のみの表示にビッグデイトの組み合わせ。
長時間の経過時間の計測のみを目的とした、ゆったりとしたライフスタイルの人のための一本、といえます。
ダブルオーバルのデザインワークはベゼル部分に融合。
スタイリッシュかつ高級感溢れるほとんど誰も知らないモデル。

しかし、であります。
そもそもブルガリという個性の塊のようなジュエラーの名を冠するなら、こん位の出自と品格がふさわしいんじゃないか、と思えません?
いや別に他のモデルが偽物語ってわけじゃないんですけども。。

ジェンタとロートのシリーズはホントの機械式ファンのためのものでちょっとミーハーチックなところが魅力なんですよね。

ダニエルロート ブルガリ
タグ:ブルガリ

ちょっとタイムリープしてくるw【BVLGARI】オクト クロノグラフ クアドリレトロ ジェラルドジェンタ

レトログラード=反復する時間という解釈のもとに、この構造に執着する人もいたりする訳でして。。
タダでさえ個性的なジャンピングアワーにクロノグラフ、しかも積算計とデイ表示をレトログラードにしたのがクアドリレトロ。今年のバーゼルモデルです。



やっぱり「デデーン!」とつい言ってしまう。。
ジャンピングアワーとクロノグラフという組み合わせも珍しいがクロノグラフとレトログラードもあんまりみない、勿論ジャンピングアワーとレトログラードも。

今日的なコンプリケーションという立ち位置。
唯一無二ってことに価値観を感じられる人には、おすすめのブルガリです。

もっと見る→ブルガリ ジェラルドジェンタ
タグ:ブルガリ

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