達人の世界【Chronoswiss】クロノスイス タイムマスター クロノグラフGMT

時計産業の世界には様々な技術革新やら、目を見張るアイディアやら、綿密に計算された新しいムーブメントやら、が話題になるのデスが。。

普通に7750ベースのムーブメントで、平凡にGMTのクロノグラフというだけで息を呑むような時計を作れるのはクロノスイスのラングさんだけだろうなあ。。

timemaster-gmt-chronoswiss.jpgこれは新作のタイムマスター クロノグラフGMT。
DLC加工のブラックケースと対をなす真っ白ダイアルにオレンジのGMT針。

機構としてさほど珍しいものとは言えないのに、どうしても気になってしまう強烈なフェロモンがあります。
(クロノスイス特有の)

大きなオニオンリュウズのアクセントなのか、細いラグなのか。。
ただ何故か、「これは確かにこうあらねばならんのだろう。。」と見るものを強く納得させる不合理な力が。

見入ってしまえば、既にラングさんの術中。
最初からずうっと「原点から、ただの一歩も動かなかった男の狂気にも似た情熱」に感染しているともいえるかと。

達人とはこうしたもののようデス。。


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深化、成り止まず【CHRONOSWISS】クロノスイス ソートレル

クロノスイスの完全マニュファクチュールムーブメント、関心の無い人には見過ごされそうですが、G.R.ラングさんの創造性は「つい引き込まれてしまう」引力を持っている様に思えてならんのデス。。

c70.jpgそもそも、エニカやオールド・マーヴィンなんかのモディファイにしても、オリジナルと言い切って良さそうなほど強い個性を発揮していたクロノスイスですが、そのインハウス・ムーブメント、C.70/C.71はなんとデッド・セコンド。つまりロレックスのトゥルービートやパネライのPAM00080(これってインディペンデントっていうペットネームなのは偶然?)にあったステップ運針の機械式です。
ただの萌えポイントじゃナイ。。

ソートレルという名称ですがフランス語でバッタやキリギリスの事。ぴょこんと秒針が動くのとかけてんでしょうね。

Sauterelle.jpgデザインは通常三針モデルの他、ご覧のような美しい横並びレギュレーターもあり。そもそもレギュレーターモデルで大きくなったメーカーだけにこの記念碑モデルにも、新デザインのレギュレーターを用意した様デス。

美的完成度と独創性、愛すべき特徴を与えられたメイド・イン・ジャーマニー。

次に控えているであろうイベントはクロノグラフムーブメントの自社生産、とその深化はとどまる事を知りませヌ。

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融ける硬骨【CHRONOSWISS】クロノスイス タコスコープ

アウディが創業100年という事で、これを記念する限定の時計が2009年のバーゼルで発表されたのだが、意外にもコラボ相手はクロノスイス。

意外というのは社主であるG.R.ラング氏と、コラボレーションという企画がどうにも結びつかなかったため。
おおよそ、ラング氏ほど時計の形(ウチも外も)に知悉した人は現在存在しないのではないか、と考えているため。

氏の美学はコラボレーションなどという企画と相容れるものなのか??と疑問に思っていましたが。
1930年代のレーシングカーをモチーフにしたレギュレーター型クロノグラフであるタコスコープの写真を見て、うむー。と唸ってしまいました。。
コレ↓ですわ。。
tachoscope.jpg

完璧じゃないデスか。。
まあ、ラングさんのクラッシックカーマニアぶりは広く知られた事ですし。

海外ではこの時計に素早く反応しているのが、時計サイトよりも車のサイトってとこがむしろ完成度の高さの証明の様な気がしてなりませぬ。

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常に斬新【CRONOSWISS】クロノスイス クラッシック・クロノグラフ

ハイペースで新作情報を追いかけていればいるほど、クロノスイスのラングさんの偉大さが身に沁み入りマス。。

曰く、「機械式時計には機械式時計らしいデザインがなければならない。」

クウォーツ全盛時代に生まれたクロノスイスほど、機械式時計のその後の意匠に影響した会社はないのではないか、とさえ思ってしまう。

klassik.jpgこれはクラッシック・クロノグラフのローズゴールド版。ティア・ドロップ型のラグ、インダイアルにポインターデイトを備えた古風な外観。
完全な独自世界を貫かんとするクロノスイスの一つの現れデス。

外的要因に影響を受けない自己完結と商業的な長期的な成功をクロノスイスが収めた要因は、
「人が『美しい』と感じるのはどのような瞬間か?」についてラングさんが非常に深い洞察力を持っているから。だと思うのデス。

歴史的名作【CHRONOSWISS】クロノスイス クロノスコープ

さて、いろんなところに影響を与えたであろうクロノスコープのオリジナルについても、ちゃんと書いときマス。。

chronoscope.jpg歴史上初のレギュレーター+クロノグラフ。うむー。いつ見ても美しい。。。

クロノグラフ用に1秒間を6分割された文字盤、ローマ数字の時針用サークルが個性的。。

針の形状が少しづつ異なっており、ミクロ単位まで長さにこだわるラングさんの美意識の結集した端正なお顔です。絶世ですな。。

クロノグラフ機構はワンプッシュで操作するようになってます。
ながあいラグとの兼ね合いも計算ずく。
伊達に何度も賞とかとってないです。

この時計、デザイン面だけでなく、後にオメガもクロノスコープという名の時計をデヴィルラインから出してます。

造形美に秀でた時計でマニアック、という意味ではデュオメトル※とかもすごいですがその5分の1くらいで買えるクロノスコープ。。

刻み付けるべし!

スイス純血主義の理由は?【Chronoswiss】クロノスイス インペラトール

2007年のクロノスイス新作は従来の同社のそれとは違った意味合いがありそうデス。。

Chronoswiss.jpg4月の段階でタイムゾーンのフォーラムにアップされてたこのインペラトールの画像を見て「随分と地味だなあ。」と思ったのは筆者だけではないと思うのデスが。。

メカニカル・フェティッシュを前面に押し出してくるラングさんっぽさをあまり感じなかったんですよ。いや、勿論クラッシックの血って脈々とあるのだけど。。


などと思っていたら、コレのコダワリは「オール・スイスメイド」にあるようです。
なるほど、昨今はETAムーブつめば「swiss made」だしなあ。
時計メーカーのサイトドメインが悉く".ch"となっていくなか、スイス時計産業そのものが外堀から崩れて行く事をラングさんは懸念されているのかも。。
そういえば、フランク・ミュラーさんにも同じコンセプトの限定モデルって出てまシタ。。

ヨルク・シャウアーさんとは対照的な道を突っ走るラングさん。。

ちなみに女性向きモデル、インペリアも同時発表。
一般メディア向けにはバイソンのベルトに換装された写真がいくつか出てマス。。
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