2016年機械式ブログ大賞は

やっぱりねえ、流行の牽引役ってすごいと思うんですよ。
インパクトがあって、欲しいと思わせるコンセプトがあって、完成度が高い。

そういう意味ではパネライのP.4000シリーズが素晴らしい。
今までとは大幅にコンセプトを変えているにも関わらず、どことなくしれっとしてます。
あたかも、この進化は必然と言わんばかり。

ラジオミールもありますが、やっぱりルミノールのリューズガードがパネライらしさに輪をかけてるので
必然的にPAM00674。
今のところマイクロローター搭載の唯一のルミノール。
pam00674.png

いやあ、コレつくるのに色んな議論とか外野の論評とかあったんだろうなあ。。と想像してしまう。
完全新開発ですしね。
でもよくよく見ないと今までのパネライとどう違うのか、がさっぱりわからない。
いや、その明らかなんだけどわかる人が少ないっていうのがツボ。
実にうまくやったなあ。。と感心してしまうのデス。

変わる流行【OFFICENE PANERAI】LUMINOR DUE

2016年10月は日本のデザインオフィスnendoとコラボして、アート展示会なんかもやってたり。。とか意外な動きが目立つパネライ。2000年代のデカ厚流行りの牽引役の役目を終えても一息つく気はさらさらなさそうです。

新たな流行は薄型化。
これに合わせるべく3Daysのパワーリザーブを持つ手巻きP.1000と自動巻P.4000を開発していましたが、この薄型ムーブメントを積むシリーズがLUMINOR DUE。
まさかの薄いルミノール。

やっぱマイクロローターって目立ちますね。

パネライに追従していたメーカーのいくつかは市場から姿を消しつつあったりしますが、オリジナルのパネライは時代の変化に対応して新たな魅力を提供していくっていう。。
それは世間によくある話だったりします。

【LUMINOR】

深海にて洗練【OFFICINE PANERAI】パネライ PAM655 ラジオミール1940 3DAYS

年の瀬ではありますが、そんなことは全く関係なく海の向こうでは来年のSIHHのプレビューが出てきている訳でして。そんな中で個人的に目を引いたのはパネライでした。

初期の伝説的ムーブメント矢継ぎ早に搭載の頃はセンセーショナルであったが、マニュファクチュール化してからはちょっとおとなしい印象をパネライには抱いていたんですが。。
なんのなんの、じっくりとふかあいところで自身の立ち位置を見定めていたようデス。。

PAM655.jpg


煮詰まってんじゃねえか。。
出自をミリタリーに持つパネライは、時として妙にラグジュアリーになってみたりと方向性が色んなところへ行ったりしてたんですが。
空のブレゲ=アエロナバルとかの高級ミリタリーの深海版になろうとしているのは間違いないと思われます。
いやもともとそうだったんですけど、このマイクロローター×白ダイアルってちょっとその域に届きつつあるのではないか、と。遂に。
伊達に積み重ねてないっすね。

再ブレイクまで、あんまり時間はかからないかも。

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災厄の防御【OFFCINE PANERAI】PAM00366 ルミノールマリーナ デディケイテッド トゥ チャイナ

日本の流通システムは何も日本人だけが利用するとは限らないわけでして。。
特に価格競争が起こりやすく、フェイクも横行するブランド物のネット通販なんかだと生真面目に本物を追求する日本人気質と大手のショッピングモールの組み合わせは本籍が海外にある人にも安心感があったり、トカ。

そんなわけで、日本未発売のPAM00366は中国進出5周年記念の限定ルミノールマリーナ。


福のインデックスがなんとも誇らしい。
様々な災いから知らないうちに身を守るテトラポッドのように機能するのかも。
ややもするとハードミリタリー路線のパネライですが、リシュモン傘下のエクスクルーシブウォッチメーカーでもありますので、ちょっとにやけてしまうようなこんなのもつくってくるところがまっことお後がよろしいようデ。

復活のマーレノストゥルム【OFFICINE PANERAI】オフィチーネ・パネライ PAM300

本日1月19日(ジュネーブでは18日)からはじまった2010年のSIHHですが、最も多くの話題を提供しそうなのは、やはりというかパネライかな。。

その一つが2010年スペシャルエディションとして発表されたマーレノストゥルム。1942年に設計、プロトタイプで終わったものの1993年のプレヴァンドーム期(リシュモン以前の頃)に500本、1995年に100本のスライテック(スタローンバージョン)が発売され、リシュモン以降ではPAM006〜PAM008がつくられたものの、それ以降は封印されてた極レアクロノグラフです。

二、三年ほど前に日本のメディアがCEOのアンジェロ・ボナーティさんに「マーレ・ノストゥルムの復活はあり得るのか?」と聞いたとき、ムニュミュニャと返答を濁していたことが印象に残ってるんですが、キリ番ゲットのPAM300で復活となりました。別モノですが。

PAM300.jpg別モノのいうのはそのサイズ。P.999の発表で小型化への一手を見せたかに思われたパネライの採った策は実は『両極化』にあったようで、このマーレノストゥルム、実に52ミリ径。

もはやアウターの上から着けるもののようです。潜水服の上から軍事目的のダイバーズが着けられたのと同じ理屈ですかね。

原点回帰でもパネライは独自路線、とでも解釈すれば良いのでしょうか?
旧マーレノストゥルムのように42ミリ系の復活はあるのかないのかはまだ不明。
とりあえず、インパクトを与える事を優先事項とした模様。

ホントに変わった会社、パネライ!
だからこそうまくいってるんだ、という意見も説得力アリ。

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真逆への序章【OFFCINE PANERAI】P.999 ラジオミール ピンクゴールド 42MM PAM00336

2010年初頭に開催されるSIHHのプレ・リリースの中には、幾つかのブランドの今後の変化を予期させるものがアリマス。。

そうした傾向が最も顕著なのがパネライ。

PAM336.jpg一見通常のラジオミールのピンクゴールド仕様にみえるこのPAM00336は、新しいコンセプトのマニュファトゥーラムーブメント=P.999を初めて搭載した機種、となります。

そのコンセプトとはズバリ「小型・薄型」。
直系が27.4ミリで薄さが3.4ミリと歴代のマニュファトーラムーブメントの中では最小、最薄。

パネライといえば「デカ厚」の代名詞キャラだったのが、自らその称号を脱ぎ捨てたカタチとなりました。
時代の変化かそれとも新市場への牽制球か。。

いずれにせよ、自ら革新を目指す姿勢を忘れないのがココらしい、ともいえ。
小型でもパワーリザーブは60時間、と日常の使い勝手には困らないところがさすがにここ数年の蓄積を窺わせる。

このチャレンジ精神に「勝ち残り」への強い意志を見るのはワタシだけではありますまい。。
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ガリレオの望遠鏡 ジュピテリウム【OFFICINE PANERAI】オフィチーネ・パネライ

パネライが、ストックホルムで開催されるガリレオ・ガリレイの展示会のスポンサーになった、というのはいかにも文化と密接に関わり合うマーケティングを展開するリシュモングループらしい、とか思ってしまうのデスが。。

そこで展示される独自のプラネタリウムである、パネライ・ジュピテリウムをが発表されてます。
jupiterium.jpg40日間パワーリザーブにパーペチュアルカレンダーを内蔵なのですが、現存するガリレオの望遠鏡を研究してつくられた宇宙観がウリ。ウリといっても、これは非売品でありますが。。

機械式プラネタリウムといえばリシャール・ミルのテルリウム※が話題を攫いましたが、あえてプラネタリウムと言う言葉を使わないところやスペックに差をもたせているところ、またこの球体ケースにルミノバ星座が展開可能な仕様の差なんかに、強いライバル意識が見え隠れしてたりします。

とはいえ、マニュファトゥーラ・ムーブメントの一つの特徴であるロングパワーリザーブの新機構開発、パネライ初のパーペチュアル・カレンダーなど技術基盤をより厚くするための研究と実践が行われた事は間違いなく。。
(イクエーションなんかも搭載したのかも)

このオブジェが今後のパネライの記念碑になりそうな雰囲気はむんむんデス。。

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