意外な取引【TUDOR】チュードル ブラックベイ ブラック クロノグラフ

2017年バーゼル情報を一通り見て「おっ」っと思った一つがこのモデル。
チュードルのクロノグラフなんですがね。
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いつになくガッシリした印象のチュードルのクロノグラフ。
ちょっとエキセントリックな外観が多いチュードルクロノにしてはステディな感じがするよなあ、と思っていたら。。
なんとムーブメントはブライトリングのB01ベースでした。(=Calibre MT5813)

何気に意表をつく取引。
ちょっと両社にとって分岐点的なモデルになるのかもしれません。

チュードル流エクスプローラー【TUDOR】ザ・ノースフラッグ

さてさて今年のバーゼルも落ち着いた様子なので、気になったモデルなど。

やっぱ、チュードルですね。
完全新開発の自社ムーブメントを二種出してきており、ある意味もうロレックスのディフュージョンという位置づけから卒業宣言の時みたい。

そのうちの一つがザ・ノースフラッグ。
MT5621ムーブメントはパワーリザーブ70時間、とロング。

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まあこの辺り、マーケット的には「常にハミルトンよりも上級」でなければ、今時の若者向け高級ウォッチの座が危うくなってしまう、という計算もあるんでしょうか。。

モチーフは1950年代の初めにグリーンランドの遠征隊がチュードルのオイスタープリンスを当時着けていたことから始まってるみたいでいわばチュードル版のエクスプローラー的な位置づけの汎用性の高さが魅力です。

色んな意味で新しいチュードルを感じさせてくれそうですね。

薔薇チュー再考

時計メーカーとアパレルって言わば「ツンデレ」の関係にある。
時計メーカーとしては、特定のアパレルジャンルと関連付けられて自分の市場を限定されたくはないし、アパレルメーカーとしては、季節関係なくニーズがある時計というアイテムはできれば自社ブランドでまかないたい。

「あ、アンタのことなんて別になんともおもってないんだからねっ///」2828

お前らもう結婚しろよ。。とばかりにメディアはアパレルと機械式時計の組み合わせを提案し続けてはいるのだが、このツンデレ関係はそうそう解消されるものではない。
そんな中すでに20年以上アパレル市場の一大ジャンルであり続けるアメカジと相性が良い、とされているのは
・ロレックス
・ハミルトン
・チュードル
の3つだろう。

アメカジに限定して言うならチュードルにおいては、特にアンティークが強い(確信)
最高峰の一つは薔薇サブ。


個体数も少ないんですが、ある意味万能型の守備範囲。
チュードルにある、ちょっとだけアウトローな感じもくすぐり要素の一つ。
薔薇人気はそうそうは消えそうもないです。

チュードル 薔薇 の現在在庫

ハナガサイタヨ【Tudor】チュードル ヘリテージクロノグラフ ブルー

バーゼル2013年絶賛開催中ですが、今年個人的に一番興味を引いたのは、プラチナデイトナよりも同軸スピマスよりもむしろチュードルのコレ。
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より俗っぽくなったモンテカルロ復刻。
時はまだ携帯電話などない1970年代、女子の体操着がブルマーであってもなんの違和感もない良い時代の空気をふんだんに香らせる、くんかくんか。
ブレスレットもあるんですが、この布製ストラップの方がはるかにガキっぽくて雰囲気ありマスね。

高級時計のDNAを引き継ぎながらも、よりドレスダウン方向へっていうのがウケル、とみたのかも。
気負わずつけられる、ということでは比類ないのがチュードルの強み、です。

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そこで笑っててくれなイカ?【TUDOR】ぺラゴス

というタイトルでも、三千院家の秘宝・黒椿でもなければ、そのモデルとなったであろう※マリーアントワネットでもない。(まして「嫌でゲソ」という答えを期待している訳でもナイ)
今年、発売されややプレミアめの値段がついていた、チュードルのぺラゴス。確かに針が目を引きます。
最近のチュードルの傾向である、オールドデザインの復刻の流れの中にあるモデル。

ちょっと、プレミアも落ち着いてきたのかな。
42mmの大型化とチタンによる軽量化がよく言われてる特徴ですが、むしろ着目すべきはバックルにあります。

水圧による自動調整機能つきフォールディングクラスプ。
ムーブメントやインフレスペックでは記憶に残りにくい、という判断に基づく付加価値戦略。
相変わらずの頭脳派さん、デス。。

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また夏が来る【TUDOR】チュードル ヘリテージ ブラックベイ

今年のファッションのトレンドは、1950年代風なんだそうである。
そういう流行にがっつり乗っかったのが、若者世代にアプローチ盛んなチュードル。
2012年のバーゼルワールドで発表されたヘリテージ ブラックベイのオリジナルは1954年の初出。

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ミラー風ダイアルが、こちょこちょくすぐり魔っ。

アンティークに造形の無い人でも、山深いところにある湖でコレをつけて遊んでいる風景が記憶に残っているのは、きっと遺伝子レベルで焼き付けられているからに違いナイ。。

ステイタス以前である事がステイタス、それがチュードルの狙う新世界ニッチマーケット。
「よく知られた名門でありながら、決して肩に力を入れてつけるものではない」というあまりにも特異な世界観の構築。

個性的という言葉すら凡庸に聞こえる価値の提供がココにアリマス。。

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薔薇の花嫁のために【TUDOR】チュードル Clair de Rose

業界が袋小路に入ったと見える中、巧みな生存戦略を行使し続けるチュードル。
レディースモデルで薔薇チューが復活してマス。。


個人的には薔薇には褐色肌、ドレスは赤で眼鏡の方がツボですがそれはおいといて。。

今年のバーゼルモデルなんですが、レディースでも全部自動巻き採用という一本気ぶり。
このある種の頑さ、がブランド構築に必要とみたのかもしれません。

薔薇モチーフに歴史をもつ特色をうまく活かしてちょっとラグジュアリーという狙いのラインに落ち着きたいところ。
狙いは「消費者層の世代交代」にフォーカスしているのは疑う余地なし。
ひたすら市場のエネルギーをかき集めているようにも見えます。恐るべし。。

いきなりレディースからだして「メンズ薔薇チュー」というカードも選択しうる。
時代の曲がり角にあってまさかの革命すなぁ。。

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千年堂

時計修理の千年堂